N-BOX、ついに首位陥落! 今年後半は2位になってもニュースとならない状況だと予想しておく 

2023年10月に現行N-BOXが登場した日から「きっと厳しい状況になる。売れない理由はミナミンのデザイン」と何度も書いてきた。一方、販売台数を見ると、今年1月くらいまで先代の在庫車をプラスしていたため、ベストセラーをキープ。2月から怪しくなってきたのだけれど、ダイハツの不正問題でタントが販売出来なくなったので盛り返す。

しかしタントが受注を再開し、納車台数増えるにしたがい状況悪くなってしまった。さらにスズキは受注残多かったスペーシアの増産体制を完了。2つの要素が重なりN-BOXはついに首位陥落である! 6月はタントからN-BOXに流れていた客も減少傾向らしい。タント、1万台くらいまで戻す可能性大。6月も引き続き厳しい戦いになるんじゃなかろうか。

ホンダ社内でもミナミンデザインは大不評らしい

ちなみにN-BOX1月~5月の台数を昨年1月から5月(旧型)の台数と比べると87.2%という状況。フルモデルチェンジしたばかりなのにモデル末期より台数が減っている。今後も伸びる要素無し。クロスオーバーを意識した『クロスター』を追加するというウワサながら、フィットを見ても解る通りツボをハズしている。純増になると思えない。

そうこうしているウチ、ストロングハイブリッドをラインナップする次期型タントだって出てくる。おそらく年内はスペーシアとのバトルで、来年からタントを含む三つどもえの戦いになると思う。そうなったらN-BOXのストロングポイントってナニ? 相手がガタガタの乗り心地のスペーシアなら戦えるだろうけれど、トヨタを応援団に付けたタントとなれば手強い。

おそらくミナミンとその応援団である三部さん、さらに最近社内で「最悪のアドバイザー」と言われるようになった役員(確証をつかんだら名前を挙げますね)はN-BOXの売れ行き不振を値上げのせいにすると思う。確かに値上げも大きなブレーキ要因になっている。ただそれを吹き飛ばすカッコ良いデザインならN-BOXの質感の高さと合わせ売れたと考えます。

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6 Responses to “N-BOX、ついに首位陥落! 今年後半は2位になってもニュースとならない状況だと予想しておく ”

  1. アミーゴ5号リボーン より:

    以前ホンダの新車発表当日に、青山本社ショールームに行ったことがあります。

    明らかにホンダ社員とおぼしき方々も、展示車をじっくり見ていました。耳に入ってくる感想は、一般人よりも辛辣だったのが印象に残っています。

    それにつけても、現行N-BOXは本当にコンサバ過ぎ。もっともこれまでのホンダ車で、3代に渡ってキープコンセプトを貫きながら、販売トップを争う車種はありません。その意味では、初代の開発陣の偉大さをあらためて実感します。

    意外だったのは、デリカミニ。夢と希望を感じさせてくれるデザインなので、もっと売れていると思ってました。値付けや三菱ブランド等、いろいろあるのかな?

  2. いちふあん より:

    ミナミン(失礼な言い方だね)より価格の問題だと考えます。
    実際に値引きがどのくらい行われているかも考えないと現実はなかなかわからない。
    似たような装備で10万も支払いが違ったら、もう勝負になりません。所詮、軽自動車だからね。
    ZR-Vが売れてることによって(売れて、ますよね?CX60やエクストレイル、RAV4より出てるんだから)、
    「国沢がカコワルイ(未来はいいのか?)と思うと売れない説」は無惨に崩れ去ったわけなので、ミナミン(不快な言い方だね)のデザインのせいではないと考えます。

  3. 猫まんま より:

    Nシリーズの出来が良いのは認めますがやっぱりデザインが。いい加減ミナミンデザイン止めろよと思います。あと個人的な理由ですがあの座椅子に座るような足を投げ出すポジションがどうにも気に入りません。
    価格次第ですがタントが本命のe-smart発売したら一気に喰われるんじゃないかと思います。

  4. ホンダ大好き より:

    いつも情報提供ありがとうございます。
    Yahoo!でもこの話題、大きく取り上げてますね、コメント見るとみなさん同じように感じているのね!
    さすがにN-BOX一本足打法ができなくなったら危機でしょう!
    ホンダが市場のリサーチをしっかり行ってこれを起爆剤に大きく改善されることを望みます。でないと今後ホンダユーザー諦めざろうえません。

  5. はて より:

    大いに共感しました。
    標準モデルはフォーマルな集まりにも使える外観で、
    こちらのデザインが好きだけど、ターボの設定が無いから
    買い替えを躊躇せざるを得ない。
    一方でカスタムはお値段高めなのに、デザインが垢抜けてないというか、先代のNBOXやスペーシアと比べて地味すぎます。顔がNWGに似てて残念。
    来年の決算が怖くなりそう。

  6. トヨタ車ユーザー より:

    トップ10の中に4車種入っているスズキが1車種でキープコンセプトならばいいと思います。一方のホンダは本当にN-BOX一本足打法なので部品の量産効果がほとんどありません。それでもサプライヤーとディーラーに値引き戦法を強いるのだからひどい有様です。
    ここまで来ると販売台数というより量産能力の差です。N-WGN・N-ONEを同時にたくさん作れないので納期は長いし、未使用車専門店にもない。
    地方で軽自動車を買うときはだいたい未使用車(良い悪いは別として)がズラ~っと並んでいるお店に行って「これちょうだい」とやるのでやっぱり「デザイン」は大切だと思います。仕方ありません、それが軽自動車の売れ方・買われ方なんですから。

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