VW、自動車業界でも評価ガタ落ち。実際、クルマの品質激しく落ちました~

ここにきてVWアカンという人が急に増えてきた。きっかけは『T-Roc』というゴルフクラスのクロスオーバーです。まだ日本に入ってきていないゴルフ8もコストダウンの副作用が出ていて酷いクオリティだと言われているが、T-Rocも確かに厳しい。インテリアの樹脂の質感低いしダッシュボードもカッチカチのハード。今までのVWらしさを全く感じさせないのだった。

150馬力のディーゼルエンジンについちゃ「賑やか」とか「がさつ」という表現がぴったり。絶対的な出力というよりエンジンフィールよくないのだった。BMWやボルボの2リッターディーゼルとは比べる気にもならないし、静かでなめらかなマツダの2,2リッターディーゼルの足下にも及ばない。そもそもディーゼルで汚名をかぶったVWがディーゼルだけのラインナップというのもナゾ。

T-Roc用のツインクラッチAT(大トルクタイプ)は大きな問題を抱えていないように思うけれど、相変わらず保証はアメリカや中国の半分である。あれだけトラブル出して迷惑かけたのに安心してもらおうという気持ちにならないようだ。最近アフターサービスについてよい話を聞かない。リコールもたらい回しにされたりして腹立った、という読者からの報告もあります。

そして決定的な弱点が自動ブレーキ。未だにスズキやダイハツといった性能低い方の軽自動車と同じレベル。この一点だけ見ても推奨する気になれません。おそらく電気自動車の開発にお金をかけ過ぎちゃったんだと思う。日本法人の代表も全くコミニュケーションできなくなった外国人です。そもそも魅力的な車種がなくなってしまった。皆さんの厳しい評価も当然か?

そんな状況の中、VWは北京モーターショーで2024年までに15ビリオンユーロの投資をすると発表した! 2兆円だ! もはや中国頼りのメーカーになっちゃう。というか絶対失敗出来ない投資額です。中国から無理難題を出されても「ミンバイラ!」と言って聞かなければならない。香港を見て危機感を持たないあたりが凄い! ゲルマン魂の発露だろうか。強烈な決断に驚きまくります。

ミンバイラ=明白了。日本語の明白に近い。全て解りました、と言う意。

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