XのJMS配信で一番人気はエルグランドの270万ビュー&361コメントでした!(現時点)

ちなみに3枚の写真と供に短く付けたコメントは「業界の人のほとんどが(これは厳しいね)とつぶやきながら通り過ぎています」でした。361のコメントのウチ、私のことが大嫌い君達の私に対する高い評価を除くと、8割くらいはデザインのダメ出し。業界の人の「これは厳しいね」も詳細を聞くとデザインでした。クルマってデザインが大切だと強く思う。普通に考えて厳しい。

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クルマのデザインには絵画と同じく、いくつかのジャンルがある。モネの絵のように誰でも「いいね!」と感じるデザインあれば、東山魁夷のような幽玄の美もある。はたまた生前はてんで評価されなかったピカソのような抽象表現もある。自動車のデザインは「売れないと評価されない」のだけれど、そいつを選ぶ経営陣の感性がなにより重要になってくる。

エルグランドのデザイン、クルマの美しさの文法にはあてはまらない。生前、前澤さんが言っていた「カタマリ感」無し。そういった意味からすれば抽象的です。このデザインを好きだと言う人だっているだろう。でもそいつは少数派。「好きな人だけ対象」にクルマを出せる余裕あればいいけれど、現在の「失敗作を出せない」という日産の状況からすれば冒険である。

あまりに冒険だ。私なら保険を掛ける。ニスモでもオーテックでもいいけれど、違うフロントと、奇妙なリアの処理を変えたモデルも同時に出す。今まで日産のデザイナーにダメ出しをしてきたけれど、暴走を許す経営陣にも問題あると思う。参考までにこのクルマ、基本的に売るのは日本のみ。ボディサイズはアルファードより一回り大きく。価格も最低で600万円というイメージ。

インテリアはシートでいえばアルファードがプライベート感重視した国際線のビジネスクラス風だとすれば、エルグランドは開放的なJALのクラスJ。これまた日本人だと前者を好む人が多いと思う。パワーユニットは1500ccターボのeパワー。足回りを担当した人は仕事のできる人だから走りは期待していい。発売は来年夏なので、次世代プロパイロットは間に合わないようだ。

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