トヨタ、営業にAIを導入。難しい質問も自動車専門家と同じくらい正確な情報を提供へ!

トヨタはディーラーの営業現場で使っている『ai21』を進化させるという。そもそもai21って何か? すでにトヨタが導入済みのAIで、その進化型は、

(1)動画を交えた商品説明や割賦商品と組み合わせたお得な買い方の提案
(2)見積書の作成
(3)エアロパーツなどを選択したアクセサリーの装着状態を360度立体的な画像に投影
(4)乗り換え後の維持費のシミュレーション

などができるという。考えていただきたい。新人の営業マンからすれば、クルマの説明すら苦労する。ユーザーの初歩的な質問であっても、瞬時に答えるにはそれなりの知識や経験が必要だ。特に最近のクルマはADASに代表される機能が大幅に増えており、手強い。さらに、電気自動車やPHEVなど補助金の申請をしなければならない車種も出てきたため、ベテランですら書類作成でお手上げになりがち。<続きを読む>

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2 Responses to “トヨタ、営業にAIを導入。難しい質問も自動車専門家と同じくらい正確な情報を提供へ!”

  1. kuz より:

    中古車サイトを見て回るのが趣味なんですが、新車よりこちらの方がAIが必要かもしれません。
    一昔前なら数年に1度のマイナーチェンジ、それもデザインの変更などが主だったのですが、今や様々な装備、特に目に見えないADAS機能なんか日進月歩で進化し年次改良などで逐次投入されるため、ナニがナニやらワケが分かりません。恐らくディーラーの人も把握していないかと。メーカーのHPを見ても調べられませんし。
    “無いと思ったのに有った”、ならまだいいのですが、“期待して買ったのに付いて無かった”なら問題になるわけで、そこの辺りはきちんと整備しておく必要があるかと思います。

  2. アミーゴ5号リリボーン より:

    昔話で恐縮ですが、ゴーンが来る前の日産のセールスさんは、クルマ好きの方が多くて、車種毎にこだわりと自信を持っていたように思えます。

    同時期のトヨタのセールスさんは、カーライフに詳しくユーザーファーストで、特に営業では値引やサービスで頑張ってくれた印象があります。

    加えて今のトヨタは個性的ないいクルマばかりだから、来店するお客さんもクルマ選びが楽しいし、セールスさんもやりがいがありますよね!

    トヨタの施策は、いつも人が中心にいます。今回のAIも、セールスさんへの営業支援が目的とお見受けします。

    一方国沢さんの日産ディーラーに対する提案は、元日産オーナーのクルマ好きとしては心底悲しい。でも兆に近い赤字なのだから、やむ無しという感じがします。

    ただセールスの方法に関わらず、一庶民としては、クルマは家の次に大きな買い物だから、クルマ選びの楽しさや買う時のワクワク感は、是非とも大事にして欲しい。

    というかですよ、もしそれが無かったら、セールスをAIにしても、よほど好きかよほどいいクルマか、よほど安くなければわざわざ選ばんデス。

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