プリウスのシフトパターンは危険なのか?

ひと昔前はAT(オートマチックトランスミッション)であっても、ギアをセレクトするのはリンクなど使った機械式だった。セレクトレバーを動かした時の手応えも、正しくリンク先にあるセレクト機能を切り替える時のもの。やがてアクセルをはじめさまざまな機構を電動や油圧で間接的に制御するようになると「セレクトbyワイヤー」になりレバーは単純なスイッチに。

当然ながらどこにセレクトレバーを置いてもいいし、形状だって自由自在。その先頭に立ったのがプリウスだった。ハイブリッドの場合、モーターにも変速機にもパーキングブレーキにも、機械的な操作系は付いていない。最初から電動スイッチだ。こうなると設計側からすれば完全なるフリーハンド。そんなバックボーンから出てきたのが、プリウスで大きな論議となったセレクトシステムだ。<続きを読む>

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2 Responses to “プリウスのシフトパターンは危険なのか?”

  1. 猫まんま より:

    確かにプリウスのシフトパターンが解りづらいのは事実です、でも前に乗ったCX-60も解りづらかったですよ。結局は慣れです。昔の一直線のシフトでも信号待ちで毎回停止時に意味不明にPレンジにいれてる奴も多数いてDとR入れ間違えてバックしてくるやつも居ました。昔はPレンジにいれてもアラームなど鳴らなかったのでこういうことが起きました。最近の車はRレンジにするとアラーム鳴りますんでこれでRレンジにいれてるのが解らないなら車乗る資格は有りませんね。
    ちなみに私は昔AE82カローラのAT乗ってましたが人間は間違うものという考えをしているので電気系に詳しい家族に頼んでRレンジにいれるとアラームが鳴るように改造していました。その後それが標準になった訳ですから先見の明が有ったと自画自賛しております。
    そもそもDレンジに入れたからと言っていきなりアクセルガバっと踏むのが理解できません。クリープが有るんだから最初はブレーキ緩めてゆっくりと発進すれば飛び出しなんて起きようが無い訳です。
    池袋の暴走プリウスはただ単に足がろくに上がらない老人がアクセルとブレーキ踏み間違えてるだけです。暴走事故のほとんどがこれが原因です。マスコミはトヨタを叩くのが大好きなんで何でもかんでもプリウスのせいにしているだけです。
    マツダが「ペダルの配置が良ければ踏み間違いは起きない」とか無茶苦茶なこと言ってますがマツダ2がコンビニ突っ込んでいるのを見たことが有ります。足が上がらない年寄りは何を乗っても踏み間違いやらかすわけです。
    本当にシフトパターンが原因ならプリウスの売れている台数を考えればあの程度の事故件数で済む訳が無いです。結局乗ってる人間が原因なわけです。

  2. アミーゴ5号 より:

    電気式のシフト等、新技術の導入は良いと思います。ただメーカーや車種毎に、緊急時の操作方法が異なるのは、いかがなものでしょうか?

    かつては、サイドブレーキのレバーがコンソールにあったから、助手席からでも直感的にクルマを止めることができました。

    ATが普及して、サイドブレーキがフットブレーキ式になった時も、各社似通ったATのシフトレバーで、ほぼ標準化されていました。

    今後は助手席の人に頼らなくても、クルマが自動的に危機を判断して回避してくれるから、目くじらを立てる必要はないかもしれません。でもクルマは乗り手だけではなくて、見ず知らずの通行人を巻き込む危険があります。交通事故死亡者ゼロを目指すなら、助手席からの緊急操作こそ、標準化して欲しいと思います。

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