ガソリン高騰ながら、皆さん案外燃費志向にならぬのナゾ
ガソリンの高値が続いています。2008年にガソリンの店頭価格が180円超えをした時は爆発的なハイブリッド車の普及をもたらしました。今回もユーザーの購入傾向に大きな影響を与えるのでしょうか? いろんな観点から考えてみます。まず「なぜガソリンは高騰になったのか」という点から。ご存知の通り、原油の採掘価格は基本的に変わらず。正確に書くと徐々にコスト高となっているものの、急騰するレベルではないです。
これはリッター6km/L
ガソリン相場に決定的な影響を与えているのが、アメリカとイスラエル、そして中東の政情です。このあたりの駆け引きで原油の相場が大きく変わってきます。投機的といってもよいです。現在、アメリカと世界第二の産油国として知られるイランの関係が険悪。アメリカは日本を含む同盟国に対し「鎖国しろ」と通達を出しています。当然ながら原油の調達先が減るため、相場は高めになってしまうのです。<続きを読む>
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