クルマの価格はメーカーの気分で決まる! 高ければ売れないです

国内と海外で同じクルマでも価格が異なるということはよくある。それはそれぞれの国の物価にあわせたり、生産や輸送のコストなどを反映した結果である。しかし、満を持して登場したホンダのクラリティPHEVはやや事情が特殊。なんと生産は日本国内にも関わらず、アメリカよりも日本市場のほうが約170万円も高いのだ。なぜそんな結果になっているのか!? そして肝心のクルマの完成度はどうだったのか? 国沢光宏氏が迫ります。

クラリティPHEVは、アメリカだと上級グレードの『ツーリング』で約412万円(3万7495ドル。1ドル=110円換算)。日本が588万円なので176万円も安い! ホンダに聞いたら「日本仕様はチャデモの急速充電機能を付けたので」と苦しい答弁。そもそもクラリティPHEV、日本で生産してアメリカへ運び、その上で2.5%の関税まで払ってます。加えてチャデモ、どんなに高くたって10万円しない。運賃と関税ぶんでチャラになります。<続きを読む>

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