ダイハツ、トヨタはどうやって不正を起こさない体質にしていくのか? とりあえず荒療治はせず
2023年12月20日の第三者委員会の調査報告を受け、1回目の“具体的な動き”が出てきた。2024年2月13日に緊急記者会見を行い、社長交代と簡単な今後の方針など発表したのである。ダイハツの改革の中心となるのは当然ながら社長人事。誰が就任するのか話題になっていたけれど、メディアや業界でもまったく名前が出なかった、
トヨタ中南米本部の本部長である井上雅宏さん(60歳)という方がダイハツの代表になるという。当然ながらQ&Aセッションでメディアから「どういった理由で井上さんを選んだのか?」という質問出てました。トヨタの答えは「法規も習慣も文化も異なる新興国を見てきたベテラン」で「現場の話を聞く能力をしっかり持っている」。さらに「佐藤さんとのコミュニケーションも万全」といったもの。<続きを読む>
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今やモリゾウイズムは、会社と製品を元気にすることが立証されました。
すっかすですね、残念ながらこれをビジネスモデルとして実践できる人は、この世にモリゾウさんだけ。
会社や社員やお客さんや製品や協力会社や社会に対して、全責任を負って滅私奉公し、自らがクルマライフの広告塔になり、不祥事に頭を下げるスーパーセレブって、見たことがありません。
本当は、ダイハツももっと良い会社に変えたいのだと思います。けどそれには、社会人寿命が足りないのだと、勝手にお察ししております。
追記です。
モリゾウイズムのマネは、できません。だから最初の一人には、何人たりともなれない。
でもトヨタの場合は、モリゾウイズムが組織や会社に根づいて、運用やルール、システムに組み込まれたことで、しっかり継承されていくと思います。