ホンダジェット、果たして利益を上げている?

ホンダジェットが快進撃を続けている。2021年12月に200機目を納機。2021年は12月16日までに28機を販売し、小型ビジネスジェットで5年連続世界ナンバーワンの売れゆきとなった。こうなると興味深いのが「利益を上げているのか?」という点。航空機やジェットエンジンの開発には巨額の費用と歳月を必要とする。三菱MRJなど予算高騰で開発を凍結したほど。果たして何機くらい販売すればいいのか?

結論から書くと「社外秘のため不明」というツマらないことになるのだけれど、航空機産業の場合、一般的に400~500機くらいから黒字に転じると言われている。ホンダジェットも藤野道格(みちまさ)社長によれば「2019年あたりから年産80~100機を生産し、5年で黒字化する」。実際は新型コロナ禍などの影響で2020年以降の生産台数が伸びなかった。ということから黒字化はしていない。<続きを読む>

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