日産のリストラ=高級取りの仕事出来ない外国人にお引き取り願う作戦か?
日産の4月から6月期決算の報道を見ると「営業利益が昨年同期比で99%減」とか「従業員の10%に相当する1万2500人を削減」、はたまた「生産能力10%削減」などなど、非常に厳しい内容です。確かに、数字や状況を見ると「日産は大丈夫か」と思えてしまいますが、しかし筆者は、冷静になって評価すれば、的確な経営判断だと考えます。なぜ、そういえるのでしょうか。
現在、日産の大きな課題として、すぐにでも対応しなければならない事案は4点あります。まず、日産の日本人社員にとって一番腹が立つ存在である高給取りな外国人社員のリストラ。ゴーン体制の悪い遺産といってよいです。カルロス・ゴーン元会長が直接採用した、というよりゴーン氏の一派が自分のポジションを安定さるために集めた人材といえるでしょう。<続きを読む>
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