欧州が承認したeフューエル、実際は使いモノになりそうもなし。だからOKにしたようだ

今まで欧州はカーボンニュートラル達成のための乗用車用パワーユニットとして電気と燃料電池しか選択肢がなかった。しかしドイツやイタリアなどの反対を受け「eフューエルに限りエンジン車も認める」という方向に舵を切っている。この流れを受け電気自動車懐疑派の皆さんは「そらみたことか。すべてのクルマを電気自動車にするなんて無理」と大喜びしてます。

ここで問題になってくるのがeフューエル。果たしてどんな燃料なんだろう? eフューエルについて書かれた内容を見ると「大気中の二酸化炭素と水素を合成して作ったもの」に限定している。中南米で多く使われているトウモロコシやサトウキビなどから作ったアルコールは対象外。植物由来のアルコール、大気中の二酸化炭素を光合成で吸収したものなので概念的に近いと思うのだけれど。<続きを読む>

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3 Responses to “欧州が承認したeフューエル、実際は使いモノになりそうもなし。だからOKにしたようだ”

  1. アミーゴ5号 より:

    あらためて、欧州のカーボンニュートラルがデタラメなのがよくわかりました。

    まあドイツもイタリアも、本気でe-fuelなんて考えていないと思いますヨ。エンジンの存在が、無から有になっただけでも大進歩。この先、なし崩し的に規制は緩くなるでしょう、きっと。

    また欧州のなんたら議会だが委員会だかも、本当にEVがコケたときの保険をかけることができたのですから、まあ良しとしているのでしょう、きっと。

    一方令和では、電力を自給できEVを無理なく養える人が、勝ち組なのかしれませんネ。自分のように集合住宅住まいには、なかなか厳しい世の中デス。

  2. z151 サンバー愛好者 より:

    どう転がるかは全く未知ではありますが…。
    EU地域は自分で自分の首を絞めかねないんじゃないかと個人的には思っています。
    アメリカ大陸やアジア地域が「もうEUで勝手に規格つくってりゃいいじゃん」と何らかの見切りをつけたら、既にインフラがある「E85とかE100でうちはやっていきますんでお構いなく」「並行してEVも売っていきます」となってしまうんじゃないかと。
    二酸化炭素に「産地マーク」要求するのは最早敵がどこにあるのか理解不能です。
    石油資源は使えば減るもので、生産するにも10万年かかるエネルギー。
    目標は「カーボンニュートラル」であって、合成とか天然由来とか植物性とか理由付けているけれど、「利権争い」にしか見えないんですよね。

    各電力会社の電力供給過剰の未来ですが、EV自宅割とか新しいプラン考えそうですね。
    少なくともPHEVでコンセントに繋がるクルマなら現状の「誤差レベル」の車充電に充てる電力量も統計に上がるレベルになるかも。
    私も電力自衛(一部)狙ってます。

    あまり関係ないかもしれませんが、軽キャンピングカーに大容量ソーラーパネル載せて実験している人もいます。

    https://youtu.be/JwMiL77Fv8k

  3. 小井土雄一 より:

    eフューエル含めCNFは、いずれ適正なコストで実用化されると思います。それは航空機や大型船舶は、これを使うしかないからです。ただ問題は、その時期であって、2035年を大きく超えることになれば、自動車はBEV主体になるでしょう。

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