bZ4X、日本市場は安泰なるも主戦場となる欧州じゃアイオニック5に勝てないだろう

bZ4Xはトヨタがホンキで大量販売を目的に開発した電気自動車である。試乗してみたらトヨタ自ら「尖った性能を追求せず、誰にでも安心して乗れるクルマにしました」と言うとおり、強い個性を持たず、豊田章男社長になる前のトヨタ車を思い出す実直な仕上がりだった。2022年の販売目標台数は5000台程度と言われているが、日本市場についちゃそのくらいの台数なら何の問題もないと思う。

一方、世界市場においては2030年に世界で250万台の(レクサスを含め350万台)電気自動車を売ろうというトヨタの斬り込み隊長でもある。日本市場の評価より、海外市場での競争力が重要。折しも韓国のヒョンデは世界市場でbZ4Xとガチの競争相手となるアイオニック5を日本に上市させてきた。すでに試乗し、完成度の高さに驚いている。果たしてbZ4Xは世界で戦えるか?<続きを読む>

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