何とメインレース!
「ヘルメットとレーシングスーツを持って7時45分までに袖ヶ浦フォレストサーキットに来てください。メンバーはボクと深田さんです」というインフォメーションしか貰っていなかったため、すっかり全日本電気自動車GPシリーズの前座に行われるメディア対向の余興だと思っていた。
するとどうよ! メインレースの選手リストに私が出ているぢゃありませんか! もちろんピン。う〜ん! だから昨日のフリープラクティスだったのね! すでに遅し! もはや何も打つ手無し。i-MiEVのクラスは出走台数こそ3台と少ないものの、全てメディア。こら負けたくない。
i-MiEVってやっぱし可愛いカッコしてる
加えて私の乗るi-MiEVは勝股兄が毎日乗っている初期型。「バッテリーもビンビンだぜ!」の逆で、イメージ私のバッテリーです。CT車の中谷君ときたら、遠くのガレージにクルマを入れてコソコソ手を加えているし(何をやっていたかレース後に聞いた。さすが、とウナる。CT誌を読んでください)。
こうなれば「派手を持ってよしとする!」。予選でバッテリーを温存した中谷君を横目にフルアタック! 使い込まれた講談社ビーシーの社用車ながら、昨年のi-MiEVの予選タイムを3秒縮めてやった! これで今日の仕事は90%終わったようなモン。袖ヶ浦フォレストサーキットのコース、チャレンジングで超楽しいし。
本番は2位で上等
とは言いながら、電気自動車についちゃ少し知識が深いつもりだ。同じペースで走りながら電気を使わなければ(使う量は変えられないだろうから回生を多く取る、ということです。詳細はベストカーで)チャンスもあるだろう、ということでスタートから後ろに付け、可能な限り回生を確保。
不思議なことにトシ取ってから真ん中に立つ確率が増えた
「勝負だ!」とばかり最終ラップにフルアタックして先頭に立ち逃げ切る。聞けばレース中のラップタイムも昨年より3秒早かったという。場内アナウンスで「1年間でこれだけ進化したんですね〜」と言っていたらしいけど、クルマは同じ。そういえば高円寺から見に来てくれた方がいました。十分お話も出来ず申し訳ないです。
ただ暑かった! 電気節約のためファンも回せず競技車両じゃないから導風ダクトも無し。10ラップ目あたりから滝のような汗。ヘルメットもスーツもビショビショ。たった64馬力の電気自動車でも大いに楽しめることが解ったのは新鮮でした。急いで帰ってうなぎ屋修行。
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流石ですね!!! おめでとうございました!様々な知識が豊富で勉強熱心、更にアクティブでクルマを走らせることにも長けている。そんな自動車評論家は国沢さんだけだと私は思います!
おおっ!
やったぁー[E:happy01]
師匠!真ん中じゃないですか!
おめでとうございます!
いやあ、メデタイ!
隣は中谷さんですね。
ちょっと悔しそうですねぇ。
EVならではの乗り方での勝利だったんですね。
詳しく知りたい!
おおーっ!
きっちり真ん中で勝っちゃってるじゃないですかー!
ひょっとしてポールトゥウィンですか!?
しかし予選タイムもアベレージタイムも3秒速いってのはさすが国沢師匠ですね。
同じ車で3秒差って、遅い方の人は「あなた走り方間違ってますよ!」って言われちゃうほどのレベル差。
凄すぎです。
ちなみに小生も遅ればせながら運転が上手くなりたいと思い、以前国沢師匠が書かれてたレンタルカートで運転が上手くなるとの記事から、ここ数年「レンタルカーター」と化しております。
練習頻度は月に1回程度なのですが、お陰様で実車の運転テクニックもかなり上達できました。
ありがとうございます!
師匠がおっしゃるとおり、まじレンタルカート侮れません!
皆さんも是非!上手くなりたい方にはお薦めです。