アルバイト

一般的にアルバイトの信頼性は低いと言われる。ただ皆さん相当に頑張っているイメージがありました。私の唯一のアルバイト体験と言ってよいガソリンスタンドでも、仲間は真剣に仕事してたし責任感ありましたから。沖縄の離島でやっていた社会人修行である旅行会社の現地アテンド係だって気合い入れた。

その間、常に「なんで同じ仕事をやっているのに社員より大幅に雇用条件が悪いんだろう」と思っていた次第。しかし! アルバイトを雇う立場になって初めて実感しました。やっぱし信頼性低いのだった。というか良い人もいるけれど、てんでイケてない人もいる。比率にして半分以上「ダメ」というイメージ。

考えて欲しい。アルバイトと言っても、ある程度のスキルは必要。少なくとも3〜4日くらい教えながら、カバーしながら仕事を覚えてもらわなくちゃならない。その間、自分で仕事した方が楽です。ただ長い目で見れば、仕事を覚えて貰えばモトが取れるようになる。逆に考えると短期間で止められたら純粋な損。

なのに! 昨年2月以後、1日で辞めた人2人。3日間が1人。7回1人。せっかく仕事を覚えてくれたのに、突如「辞めます」というケース2人。1年間手伝ってくれて、1ヶ月前にチャンと辞めることを言ってくれた人はたった1人である。一方、コチラの事情で解雇するとなると心苦しい。まぁ難しいです。

こうなると気軽に雇う気は無くなる。昨日も明らかに外国の人が来た。どこの国の方ですか? と聞いたら「ナガノケンデス」。日本語は大丈夫ですか? と聞いてみたら「ダイジョウブ」。詳しいことを聞くとまるで理解出来ていない感じ。ネパール人でした。こういった人を雇うお店は少ないでしょう。

日々是厳しい厳しい修行でございます。

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1 Responses to “アルバイト”

  1. ぱんだねこ より:

    正社員から、派遣・契約社員を見てもそんなイメージです。
    私は、どちらかというと悪い例に出されているようなアルバイト派の人間でした。しかし、実際に就職してみて、派遣や契約社員のような「いつか(数ヶ月〜数年)は辞めること前提」の人は、仕事ができるようにはならないし、仕事はさせてもらえないということが、最近理解できるようになりました。サラリーマンですら、3年で一人前といわれていましたが、設計や開発の仕事は常に新しい問題が発生し、同じ仕事がやってくることはありませんでした。なので「いつかは違う仕事に〜」とくるくる回っていては無理そうです。「仕事ができるようになったか」と聞かれれば、「そうはいかないこともあるが、続けられると思う」と答えています。
    また、一応機密に関する約束は派遣や契約社員の人ともしますが、顧客情報までは簡単に明かしません。
    バイト、派遣、契約、正社員問わず、仕事はそういった目に見えない信頼関係が重要なのだと思います。多分、人を雇う側にはなれないと思いますが、雇われるときには、それなりの準備をして望んでいるつもりであります。

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