イタリアのボッタくり

早起きして魂の原稿書き。締め切りの時間に間に合ったので、気晴らしのためマリーナへ。高井戸から首都高に入ると、白バイ数台来た後、全くクルマがいなくなった。この感じは天皇陛下でしょうか? 何回か遭遇したことあるけれど、日本の警察の割にいつも良い仕事してると感心しきり。

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永福料金所の手前

というのも道路を占有する時間が極めて少ない。本日も最後の下り線の一般車両を見てから御料車(?)来るまで2分程度。御料車の後は30秒程度で後方警備のパトカー。続いて一般車となる。交通の流れによって様々なパターンがあるのだと思うけれど、ウルサイ私でさえ「良い仕事ですね!」

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後ろが御料車だと思います

1ヶ月船洗しなかったフネは、またしても水アカだらけ。コーティング剤を塗っているのにダメ。水洗いだけでビカビカになるクルマの有り難さがよ〜く解る。そういやクルマも市販のコーティング剤だと持たないワな。ちょうどお日様出た中、2時間ほど大汗かく。これでツベたいビールなんか飲めれば最高なんだけど……。

良い汗かいて帰宅しネットを見てたら「ローマのレストランで9万5千円ボッタくられた人」がいるそうな。何でも日本のガイドブックにも「安くて美味しい」と紹介されているレストランにカップルで入り、おまかせで頼んだらカキ12個。ロブスター2kg。スズキ1,5kgを出されたそうな。ランチですぜ!

高いと思ったが払わないワケにもいかず、宿泊しているB&Bに戻って相談すると(奥様が日本人のB&B)、「警察に届けましょう」。ここから美談になる。相談を受けた警察も憤慨。やがてイタリア観光相の耳に入るや、店を営業停止にしてしまう。そしてボッタクられた日本人を「招待します。再訪してください」。

受けた日本人は「イタリア国民の税金を使うことになるので遠慮します。でもイタリアが嫌いになったワケでないため、自分のお金でまた行きたいと思います」。イタリア側でも美談として報道されているそうな(世界中に配信され、話題になっている模様)。イタリアが絡む「トラブル」は不思議に美談になる。

以前大聖堂に落書きした一件も、謝りに行った上、バイトして貯めた15万円を寄付。大聖堂側も泣きじゃくる女子大生を見て素晴らしい対応をし美談となった。日本人が素直な態度でいると、イタリア人の人の良さをマックスパワーで引き出せるようだ。相性良いのかもしれません。この件「イタリア レストラン ボッタくり」で検索すると多数ヒットします。

美談にならなかった例外は、定期便の1等席で行けばいいのに、国民の税金をぜいたくに使ってチャーター便を飛ばせ、酔っぱらって記者会見した大臣。美術館で盗難防止アラームまで鳴らせたというから国辱モノです。今度の選挙で当選するのか?

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2 Responses to “イタリアのボッタくり”

  1. 北森 より:

    美談にならなかった例外の方は、そのお役所でも
    「酒で失脚する」シナリオは盛込み済みだったそうですよ。
    どうなるんだか。

  2. まつもとちえこ より:

    御料車(?)で思い出すのが、まだ学生だった頃。
    通学で毎日使っていた道路がある日突然綺麗に舗装され直されて。
    ???と思っていたら地元の友人曰く
    ”皇室の方がこの町の某施設に訪問される”とか。
    首都高を降りてからの、その施設までのすべての道路を舗装し直した、という噂を聞いた時にはたまげたもんです。

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