キャデラックCTS

午前中原稿書き。昼からキャデラックCTSクーペの試乗。久々にアメ車を試してみると、ヤッパシ味がある。90km/hくらいでクルコンをセットし、ノンビリ走ってると何よりリラックス出来ます。残念ながら日本人ってアメリカの文化に囲まれて育ってしまったせいか、全て快適だったりして。

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私の年齢だとちょうど良い感じ

BOSEで音楽を聴いてやろうといろんなジャンルを持ち込んだ。マイケルジャクソン、いいっすね〜! 低音がキッチリと鳴る。ボリューム上げても鳴る。ビート・イットを熱聴。こんなのどうよ、と『宇宙のファンタジー』など掛けてみたら、超懐かしいっす。若い頃を思い出しちゃう。

アースウインド&ファイア(ユーチューブ)

アメリカンポップスって基本的にクルマの中で聴くことを考えている。家の中より風景変わるクルマの中が気持ちよい。次に乗るときは邦楽も聴いてみよう。古い曲だってデジタル録音なら大音量で聴いてもOK。忌野清志郎さんとかどうだろ。300kmの移動もあっと言うまでございますな。

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キャデラックいいなぁ

あまりショッピングリストに上がることのないキャデラックながら、金銭&精神に余裕のある人なら、けっこうハマるかもしれない(私は前者に余裕無し)。100km/h巡航するとリッター10km以上走るし、足回りも引き締まっていて快適。キャデラックって良いショックアブソーバー使ってると思う。

それにしても凄い湿気である。気温は28度しかないのに、蒸し暑く不快。イライラしてくるほど。結露寸前と言った感じ。こんな風が山にぶつかって上昇し、温度下がったら大雨になって当たり前だ。東京の湿度下がり、南風弱まらない限り、北関東の豪雨は収まらないと考えます。

夜、ニュース見てたら野田新体制を報じていた。野田首相は案外頑張るかも知れないけれど大臣が厳しい。失言か失策で何人か更迭されること必至。ナニも出来そうにない人も多そう。国交相や経産省など、シロウトぢゃなかろうか。サッカー3次予選で北朝鮮に勝ったので少し砂を吐けた。

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13 Responses to “キャデラックCTS”

  1. applefanjp より:

    キャディもカマロも
    そのマッシヴなデザインに心踊りますね。
    今も愛聴しているマイケル・センベロ。
    きっと国沢師匠もご存知のはず。
    アルバム ボサノヴァホテルにある
    キャディラック・・・自分の若かりし頃に戻して・・・
    確かそんな歌詞がありました。
    でも、今のキャディからは過去の資産を生かした
    巧妙なデザインが生きています。

  2. 真鍋清 より:

    キャデラックにはマイケル・ジャクソンがよく似合う―その意見も一理ありますが、小生の印象ではパット・ブーンやコニー・フランシスがぴったり来る感じです、他のマスタングやダッジ各車、クライスラー300同様。
    かくして「アメリカ車の良き伝統を次世代に紡ぐ」旗手としてのキャデラックCTS、やはりマスタングやダッジらと並んでコンプライアンスに富んだ粘っこいシャーシー特性、独特の減衰哲学など「じっくり付き合えば付き合うほど」味が見えてくる、設計者の意図が見えてくる一台だと思います。
    この現行CTS、GMのシグマ・プラットフォームの設計時期ゆえ車重がサイズの割に重すぎ、1.8-1.9t台とより大柄なジャガーXJをも上回ってメルセデスSクラスとも大差ないのは燃費・敏捷性の観点から改良の余地があるのは否めません。その点は次期モデルに期待しましょう。
    この他GM製直噴V6エンジンが高速型すぎるきらいがあり、トルク/パワーをより低回転からコンスタントに出せる設定にすれば往年のV8の血統が感じられて唯一無二のキャラクターを生み出すことが期待できるにGM側の今後の改良を見守っていきましょう。
    PS
    折からの円高の中、Faia加盟の北米並行車取り扱いディーラーからはキャデラックCTSの3.6セダン/スポーツワゴンが492万円、高くて500万円で発売されている情報がちょくちょく流れております!
    こう考えると正規輸入車の600万円台後半がいかにぼったくり過ぎで、どこか日本人はなめられている感があって釈然としません。現にクライスラーは同社のジープグランドチェロキーを398万円から正規販売しているほどで、キャデラックも円高還元を生かしてあと120-130万円安くなれば印象も激変するかと思うに、価格政策に一考も二考も要するのではないでしょうか。

  3. コードバン より:

    キャデラックも変貌しましたね!
    ジャンルは違いますがダッジのチャレンジャー試乗記を今後アップされる予定はございますか?
    (過去にアップ済みでしたらゴメンナサイ。)
    私の住んでいるところは田舎なのであまり見かけません。
    金銭がともなえば「デッカイガレージ」に好みのクルマを並べてアレコレするのが夢です。
    国沢先生のオウチは写真から想像するに可也の豪邸に見受けられますがWebで公開(一部でも)してくださ〜い。
    (変な輩もいますので、セキュリティが守られる範囲で。)

  4. 下澤 淳 より:

    確かに野田総理は勤勉で政策にも通じてますし発言も慎重ですからミスは少ないと思います。懸念されてる閣僚ですが、鉢呂経産相は原発には詳しくなさそうですが、農業王国北海道の農協出身ですから、TPPを見送る方向に舵を取ってくれないかと期待しています。
    期待できそうな人事は、藤村官房長官ですね。広島大在学中に自動車部でラリー競技に熱中。一方、交通遺児の作文に触れたことがきっかけとなり、交通遺児育英会の活動に参加し街頭募金も続けているそうです。ラリー好きに悪い人はいないって事もないでしょうけど、車の運転が上手い人は国の舵取りも上手いもんなのか興味深いですね。

  5. ナベック より:

    キャデラックCTSクーペ!
    これはこれで良いですね〜
    残念ながら、金銭&精神に加えて、
    時間にも余裕がないので買うことは・・・かな。
    でも「クーペ」って言葉が、
    「カッコいい」と同じ様な意味を持っている頃の記憶があるので、
    単純ながら、やっぱり「オオッ」って反応してしまう。
    乗ってる時に聞く音楽としては、
    EW&Fは無論ドンピシャですが、
    男としてはやはりドナ・サマーあたりもグッときちゃいます。
    懐かしめの邦楽ならズバリ、
    ミカ姐バリバリの頃のサディステイックミカバンドを是非!
    忌野清志郎は、もう、言わずもがなです。

  6. 米国の快適さ より:

    確かに日本は米国の快適さを戦後目指してきましたが、気が付いてみると米国本国以上の快適さを得たようです。オートマチックトランスミッションは米国以上の普及率ですし、米国で発明された自動販売機は他国ではありえない、公道にまで設置されてる始末です。そしてやはり米国発祥のコンビニも米国以上にはびこってます。
    クルマに話を戻すと、米国以上に快適な究極のクルマとは、タントやキューブ・ワゴンRなどの背高な小型車でしょう。これらのクルマに乗ってしまうと、普通のセダンやクーペなど、乗り込みにくいし、視界が悪い、さらに車両間隔もつかみにくいと敬遠してしまいます。
    背高小型車の唯一の欠点は。空気抵抗が大きいので高速燃費がわるいことぐらいですが、日本の高速は100km制限ですからそれほど問題にならない。
    米国以上の快適性を手に入れてしまった日本人にとって、極東島国の一般道では、大排気量で大柄な米国大型車は、快適とはほど遠い存在でしょう。

  7. ビッケ より:

    新しい総理に最初はマスコミは友好的ですが、後になってくると変わるのはなぜでしょうか?
    我々も国に何かをしてほしいと思うよりも、国に何ができるかを考えないといけないと思う。

  8. daisuke より:

    日産に関するトップページにて
    ホンダに関する表記が間違って
    いませんか?
    昨日うなぎ食べに行きました。
    非常に美味しかったです。

  9. 真鍋清 より:

    小生のヴィッツ1300U-L/2004年式、このほど90566kmに届き市街地(交通量は中程度)の平均燃費はエアコンフル作動で14.76km/l、区間によっては16.7km/lを記録したほどで、昨年の同時期・同条件と比べて25%ほど改善されている。
    キャデラックやカマロ、メルセデスなど大型車も結構だが自転車がやけに多い日本の路上で乗る分にはヴィッツぐらいのサイズが一番快適だと確信できる―併用しているレクサスIS350など全幅1.8mで戦車のように大きく感じて疲れてしまう場合も少なくない辺り、どこか由々しさも感じられるのだ。

  10. 真鍋清 より:

    小生も先日アメリカでのゼロヨン加速のタイムトライアルのホームページ"dragtimes.com"を閲覧していたところ先代モデルの255hpの3.2リッター版キャデラックCTSが1/4マイル加速で14.7sec!!をマークし、しかもその個体はK&Nエアフィルターを装着した程度の「ドノーマル+α」であったことで二度ビックリ―さすがGM製「高回転・高速トルク」型V6エンジンには思わぬ底力があるのだという点に痛快さを覚えた次第です。
    なんといってもこの「14.7sec」というタイム、同時期の車両で比較すれば2004-2009年まで製造の先代ジャガーXJ8 4.2(300ps)の14.8secを上回り、272psのW211/212型メルセデスE350に匹敵するもので、同排気量・同パワーの先代アウディA6 3.2を0.7秒上回るものであり、255hpにしてはまさしく快挙ではないでしょうか。
    そこから逆算するに現在製造中のキャデラックCTS3.6/2012年式は目下318hpを発揮するに至っているだけにゼロヨンで14secを切ることさえ夢とも言い切れず、14.2sec程度は最低限確保されるあたり、「低速トルクに線の細さも見られる」キャデラックV6もうまい具合にぶん回されて十二分に当たりが付いたエンジンなら往年のV8の血筋を引くダイナミックなトルク感を発揮することが立証され「世界に唯一無二の」思わぬ拾い物に相違ないです。
    こんなクルマが世界にあること自体我々筋金入りのモーターファンとしては生きる勇気も湧く上、キャデラックを筆頭に最新鋭アメリカ車それ自体がかつての「スキマ音楽」変じて「メルセデス/BMWに飽き足りない人間の有力な受け皿」「ドイツ車に続くもう一つのチョイス」へと変貌している証ではないかと思います。
    個人的には同車の他に新型クライスラー300/ダッジ・チャージャー、GMシボレー・カマロ、現行フォードマスタングに強烈に心惹かれております!!
    PS(おまけの話)
    同じアメリカ車つながりでつまらぬ一席を一つ。
    小生、先ほど夕方に「(自身が教師をしている)日本語学校の学長から義務付けられた」バイト/ボランティアの一環として吉祥寺の日本語学校で台湾人の坊や/嬢ちゃんにマンツーマンで日本語を教えてきましたが、前者台湾人のボクちゃん(小生とは初対面)とは当方と趣味がピッタリ合致し、本国では親がメルセデス/自分は1990年型のクライスラーニューヨーカーを運転していることが判明しました。
    彼曰く、「私はクルマと旅行が趣味で、自分の国ではクライスラーに乗ってます、親はベンツに乗ってます、自分のクライスラーは古いです、でも静かです」とたどたどしい日本語で話してくれて、何とも健気と言うか不器用なボックススタイルの一時代前のアメリカ車のもたらす存在感と合致する牧歌的な空気が周囲に流れたものです。何でも彼の国では完成車に50%の関税がかかるとか―道理で1990年式の横置きFFのニューヨーカーもそれなりの貴重品となるわけです。
    対して小生「クライスラーニューヨーカー、1990年に台湾に行った時よく見ました、四角くてカッコイイです、昔としては速かったです」とわざと(相手が理解できるように)崩した日本語で返したところ、「先生は何のクルマに乗っているんですか?」小生「トヨタのヴィッツ1300cc、自分で乗ってます、家族の人はレクサスIS350です、昔はベンツ260Eに乗っていました」―。
    彼曰く「トヨタのクルマ、安いし速いし、台湾で一番多いです」対して小生「次は私もアメリカのクルマ、クライスラー300Cかキャデラックに絶対乗りたいです!」
    国沢さんには「屁の足しにもならない」これらのやり取り―見方によっては「アメリカ車を軸にした国際交流」に思えませんか?手前味噌/こじつけかも知れませんが(苦笑)。
    ともあれ個性的なクルマは人の心を豊かにし、文化交流の絆足りうるものと信じて疑いません。☆彡

  11. 真鍋清 より:

    2012年1月31日の拙文に是正
    ★その1
    (正)上から二行目:「255hpの3.6リッター版キャデラック…..」
    (誤)上から二行目:「255hpの3.2リッター版…..」
    ★その2
    (正)上から九行目:「同パワーのアウディA6…..」(※「同排気量」の部分削除)
    (誤)上から九行目:「同排気量・同パワーのアウディA6…..」
    お詫び申し上げます。

  12. 真鍋清 より:

    国沢さんにお知らせ!
    このほど、フランスの北米直輸入業者Import Trader社の販売リストにキャデラックCTSの真っ向ライバルの一員にして小生の所有車でもあるレクサスIS350、その2011年式モデルが50000ユーロを超える法外な価格(∴アウディS4やシトロエンC6 3.0HDi並み)で入荷したという新情報が入りましたので国沢さんの連絡先=email hidden; JavaScript is requiredに添付ファイルにてお送りします。
    19%購入税(TTC)込みで52650ユーロ、適正価格なのかボッタクリなのか、頭を抱えざるを得ない値付けですね。

  13. 真鍋清 より:

    現行キャデラックCTS。
    クライスラー300C/ダッジチャージャー姉妹と並んでアメリカ車の世界に「ワールドクラス」の概念を本格的に持ち込んだ功労者だが、自重1.8-1.9トン(全長5m台のジャガーXJと同等ですよ!)の重さに見られるように一世代前の域に入りつつあるか。
    無論、横風やウェットでの比類なき安定性を筆頭にGMキャデラック部門の老舗のノウハウに一目置かざるを得ない反面、同じキャデラックの新世代の戦略車=弟分ATSの切れ者ぶりを見るにどこか古さも感じないでもないという意味だ。
    車重1.5トン台に2.0リッター4気筒ターボ273psとノイズキャンセリング機構を新搭載したこのATS、魅惑的な6気筒キラーと言わざるを得まい―1気筒当たりの正味熱効率は850cc相当というパンチ力、リーズナブルな平均燃費と相まって。
    かくも今はなきVWパサートV6 3.2(※註)やアルファロメオ159 V6の後釜に相応しいこのアメリカ発ワールドカー、左ハンドルのみなのには正直参ってしまった…..前記アルファロメオ159や同じくイタリアのランチアの販売戦略同様の「好きな人だけ買ってくれれば結構」という発想が垣間見え、手放しで「黒船来航」と喜べないのは確かに痛いと思うが如何だろうか。
    ともあれ新世代アメリカ車の開花に元気をもらったところで、日本語学校数校に書類を出すか!
    (※註)
    上記VWパサート3.2は「250ps/33.1kgm」のV6セダンが400万円台(当初は439万円、やがて492万円)で買えるということで個人的にレクサスIS350(標準仕様)を買う時に比較検討したことを憶えております。

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