国沢光宏のコスタ・ネオロマンチカ乗船レポート 旅行記(その2)

仕事柄、どうしても乗り物が気になってしまう。今回乗っている『コスタネオロマンチカ』だけれど、フネの性能からすれば「う~ん!」。そもそも揺れる。300m級のフネなら全く揺れないような悪くない海況なのに、航海中歩くとフラつくほど。300mと220mって全然違う、ということは予想してましたけど。

ちなみにプレジャーボートでも22フィート30フィートじゃ別モノ。22フィートだと少し荒れたらいかんともしがたい。30フィートあれば相当厳しい風吹いたってイケます。荒れた日にコスタネオロマンチカに乗ったら、けっこうなアトラクションになると思う。それはそれで面白いかもしれないです。

個人的に気になったのは11階以上に出てる細かい横揺れ。このフネ、元はネオが付かないコスタロマンチカという。オリジナルは上の写真の船首真ん中くらいに張り出している10階の操船スペースまで。その上の取って付け足したようなキャビンは改装時に加えたもの。

ここの横剛性が足りないらしく、波を受けれると常時横揺れしている。寝てるとユラユラ左右に動く。この手の改装はワンオフなので、どうしても不具合出てくるのだろう。いずれにしろ荒れたら厳しいフネだと思っていい。エンジン振動が少なく、後部のキャビンでも音や振動に悩まされないのは良い。

舞鶴港では地元のお嬢さん達が着物で現代的に踊るというパフォーマンスを見せてくれた。今後、外国からクルーズ船が地方の港にもやってくるようになればこういったセレモニーに需要出てくると思う。中型のフネでも1500人以上乗っている。大きなフネなら5000人! 地元にお金も落ちます。

13時30分到着で22時に出発というスケジュール。その気になれば天橋立観光など出来るものの、連休中ということで混みそう。船内で原稿書きし、合間に港に隣接する「とれとれセンター」。あまり期待したいでウニ丼食べたらあまりの美味しさにクリビツテンギョウ! これで1550円は安い! 明日起きると金沢です。<コスタネオロマンチカクルーズその3へ>

 

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