コメント
TOPや日記に対し様々なコメントを頂く。基本的には返信はしていない。理由は簡単。私は教える立場にないからだ。例えば以下のようなコメントがある。
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(ヴィッツ級ハイブリッドと)マーチとの差額、28万円を吸収出来るかは疑問です。仮にガソリンの値上がりを想定してリッター平均150円だとして、カタログ値の燃費で計算すると12万km、実燃費が3割減くらいと計算しても10万kmでイーブンですよね? ヴィッツやマーチのユーザーで、それ程の走行距離乗る人ってあまり多くは無い気がしますが。
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こういったことを永田が言ったなら「おまえはバカか! カタログ値の3割減で計算する根拠を出してみろよ!」と言うだろう。というか、永田だってそんな計算はしない。
クルマに詳しいか、私のWebを見ていれば、ヴィッツ級ハイブリッドの実用燃費が24km/L程度。一方、アイドルストップ付きマーチは15km/L程度だと理解していただいてると思う。これで計算すると、ガソリンが140円/Lなら、走行1万kmあたりヴィッツ級ハイブリッド5万8300円。マーチ9万3300円。1万kmで3万5千円の差。28万円差は8万kmとなる。
もう一つ。ヴィッツやマーチでユーザーで10万km走っている人は多くないという根拠、どこから出ているのか? カーセンサーでヴィッツやマーチの中古車を見ると、平均して年間1万kmくらい走っている。日本の平均車齢は今や12年弱。8万kmでモトが取れるなら十分リーズナブルだと思う。
さらに! マーチの車格ってパッソと同等の『B-』セグメントである。一方、ヴィッツは『B』。フィットが『B+』だ。本来ならフィットと10〜20万円くらいの価格差があっておかしくない。実際、インテリアボリュームなどフィットと比較すれば全く違う。こらもうクルマを見たことのある人なら皆まで言う必要なし。
そもそも世界最先端の技術持つハイブリッド(VSCはシステムの追加無しに付けられるので標準装備かと)。と見たこともないタイヤを履くクルマの商品性を評価したなら、いや、ユーザーの立場になったら、どちらに魅力を感じるか? それでも「マーチだ」というなら「そうですね。お好きにどうぞ」。
弟子なら日本の将来を背負って立つヒョウロンカになることを期待して厳しく教える。されどハンドルネームのコメントの場合、ノレンに腕押し。手応え無いのだ。というか、本来なら永田や岩田がキッチリと対応しなければならん! 永田も岩田も冷たいよな〜。このままじゃ永田も岩田もプロになれないと思う。
本日は朝から原稿書き。15時くらいから中野に。ここでもタマシイの原稿書き。なんとかオンペースになってきました。
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ガラスの件、ありがとうございました。
正直、答えて頂けるとは思いませんでした。
コメントの件ですが、その通りだと思います。
ただ、おそらくそれらのコメントを書く人(私もそうですが・・・20年近く前から国沢様の記事や本を買って読んでいるファンです。)は、国沢様の反応を知りたい面もあるかと思います。それか、黄昏さんでしょうか。双方向にやり取りができてしまうのがWEB(雑誌などと違って)の特徴でもありますので。
お弟子さんの件ですが、最近の若者に多い気がします。
結局、自分の立場が分かっていない気がします。
近いうちにうなぎ屋さんに行かせていただきます。
そのときお話しできればと思います。