ベトナム文化最終回。何でも食べる勝負に出たら‥‥しくしく(1日)
ベトナムで一番楽しかったのがタクシーでの移動。それだけでアトラクションです。フランスが社会基盤を作ったため交差点はロータリー。普通、ロータリーは回っている側に絶対的優先権あり、交差点に入るときに待つ。けれどそれをやってると交通量増えたらニッチもサッチもいかなくなり渋滞に。だからシャンゼリゼなど信号を作ったほど。ベトナムは違う。
これがイッキにダッシュします
優先権は「強いモノ順」。バスなどは躊躇せずロータリーに突っ込んでいく。タクシーに乗っていると自分より大きなクルマいなければバイク渦の中でも突っ込んでいくと、バイクが避けます。前から来てても右折していく! もはや8の字トラックでレースする『クレイジー8』です。ただ絶対殺しには行かない。速度も緩い。さらにツマらん諍い無し。ストレスありません。
夜も切れ目無し!
凄いコトに5日間滞在して事故は見ない。クルマも傷無し。ダナンでレンタルバイクがあるというのでそいつで戦跡巡りをしようと思った。念のためジュネーブ条約加盟国かチェックしてみたら、ベトナムは入っておらず。もちろんベトナムの人もダナンあたりだと免許持っていなくたって平気だと言うが、いつも中国人のレンタカーについて書いてるのでやめておいた。
ベトナムではバイクのことを「ホンダ」と呼ぶのはよく知られている話。クローラー=キャタピラや水上バイク=ジェットスキーのようなものだと思っていたら、全く違いました。正真正銘ホンダばっかり! 100台のウチ90台ホンダ。10台ヤマハという感じ。ベトナム人によれば「信頼性が全く違う」そうな。台湾の雄「キムコ」や韓国の「ヒュースン」入り込めず。
ホンダばっかり!
さて。私はアジアに行っても何だって食べる。現地の人が食べられるなら問題無い、という全く根拠の無い自信です。ただ生水は飲まず、歯磨きもミネラルウォーター使う。みなさん案外”うがい”とか水道水でしてるけどアブナイです。ということで今回も日本人は絶対行かないようなアブナイ店ばかり攻めてみた。下はダナンの地元の人ばかりいる海産物屋さん。美味しかった~!
お好みの海産物をその場で料理してくれる。一人だったのでエビの炒め物を頼む(30海老くらい)。それだけでお腹いっぱいになる量。ビール2本飲んで700円くらいでした。美味しいそうな貝などもあり、皆さん生でたべてました。私も貝のアレルギー無ければガンガン行きたいところ。とにかく海老だけでお腹いっぱい。火が通ってるから問題無いです。
と思いきや、ビールに氷が。氷、アブナイんです。水道水を凍らしてる可能性ありますからね。こういった場所で出す氷でその国の衛生基準をイメージ出来る。まぁ大丈夫でしょう! ということで地面に置かれた怪しい金属バケツの氷を盛大に入れ、ビール飲む。ベトナムのビール価、超安い! この店だと1本50円! ビーチの海の家だと100円。ビール天国だ!
1)ビールに入れた氷
ここから腹を壊した話です。まず第1候補が上のビールに入っていた氷。第2候補はホイアンの市場で食べた生春巻き。これも野菜をどんな水で洗ったかの問題になる。洗った直後なら大丈夫でも、30度以上の環境で置いておけばドンドン菌は増えていく。生春巻き、案外ヤバいす。コレを食べたの15時くらい。おそらく午前中に仕込んだと思う。フォーは旨かった。
2)向こう側の生春巻き
第3候補はタクシーの運転手にオゴッて貰ったサトウキビジュース。生のサトウキビを絞るのだけれど、こんなに甘くて美味しいヤツは初めて。黒糖のジュースみたいだった。それはいいのだけれど、見ていたら怪しい氷を入れていた。街中から離れた場所であり、どんな氷か不明。飲むのをやめようかとも思ったけど、ベトナム人を怒らせると怖そうなので笑って飲む。
3)サトウキビジュースの氷
ということでドレかが悪く、朝、お腹痛くなって起きました。アカンヤツだと熱が出てトイレに住まなくちゃならなくなるけれど、幸い一番症状酷い初期でも滞空時間2時間くらい。これなら大丈夫かな、と抗生剤飲んで飯抜き。夕方に滞空時間も全く問題無くなり、夜は美味しい生春巻きをチャンとしたお店で食べました。普段でもたまにある単純な腹壊しでした。
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