マツダ輝くか?
後楽園で行われているマツダの技術発表に行く。昨日一般メディアを対象に行い、本日、午前と午後の2本立て。画期的な技術だと思うのだけれど、人の数は驚くほど少ない。ニュース少ないしヒマな人&メディアも多い昨今、この手の発表会を行うと大入り満員なことが多いのに。
発表された内容はすでに資料などで公表されていたこと。意外にも吸気系の新しい技術無し。現在デミオに採用されているミラーサイクルをそのまま使っている程度である。逆にデミオの場合、コスト高になる要因は直噴くらいのもの。i-stopもデミオからマーチのような簡易型になるという。
スロットル無しじゃありませんでした
スカイアクティブG(スカイGから変更)の大きな影響を受けるのはホンダ式ハイブリッドである。燃費に付いちゃすでに来春発売のデミオで並ばれてしまう。価格も安いと思われる。ただマツダにとって大きなハンデとなるの、ブランドイメージじゃなかろうか。多少良くても買う人が少ない、ということです。
来年秋の時点で買えるコンパクトカーは以下の通り。
1)43km/Lのヴィッツ級ハイブリッド(159万円?)
2)30km/Lのフィットハイブリッド(159万円)
3)26km/Lのマーチ・アイドルストップ(123万円)
3)30km/Lのデミオ・アイドルストップ(139万円?)
4)26km/Lのフィット・アイドルストップ(129万円?)
5)26km/Lのヴィッツ・アイドルストップ(129万円?)
皆さんどう思うだろうか? 魅力ある順に並べてみると、私が書かなくたって解って頂けるだろう。飛び抜けた燃費だったら別だけれど、ダントツ商品でない限り「広さ」や「使い勝手」「ブランドイメージ」も大きい。この比較、アテンザのDセグメントで行っても同じことになるかと。
海外はどうか? 2リッターについて言えば現時点で95RONのハイオクを必要とするらしい。安価に95RONが入手出来るヨーロッパ以外、少し難しいかもしれません。マツダ車だけに搭載するのであれば、なるほど株価の上がり少なくて当然か。せっかくの技術なんだから上手に活かすことを考えたらいい。
仕事でけん!
最近ネコが甘えん坊MAXになってしまっており、10分置きくらいにやってきてPCの前をウロウロ。ヒザの上に乗ってゴロゴロ。新聞読んでいれば目の前でゴロン。かといってナツいてくるネコをムゲに扱うわけにもいかぬ。イヌとネコは人類にとって素晴らしい「癒し」になっていると思う。
<おすすめ記事>
国沢さんのおかげで
・skygのistopにはバッテリー1つ
・skygにはスロット付き直噴
があきらかになりました
ありがとうございます。
確かに、車好きになってからマツダの車を一番好きでしたが、買おうとなると話は別です。
トヨタと提携しスバルとのように
トヨタ車でマツダのSKY-GやD、Rを出してくれたら
また話や株価は違うと思うのは私だけでしょうか。
現在、日欧米から数多くのハイブリッドが発表されていますが、欧州系の場合は多くは超高級車のみの試作車レベルなので、どこまで本気なのか疑いたくなります。
一方で日本の場合、国沢さんのリストアップしたハイブリッド車やアイドルストップ車は、各社ともコストと燃費効果を追求して社運を掛けています。
日本の交通状況にはハイブリッド(特にTHS)がぴったりなので、トヨタがよりシェアを稼ぐことになるとおもいます。
95RONですか。欧州諸国ではもっとも標準的な「欧州版レギュラーガソリン」だが、同ガソリンは日本の91RONレギュラーよりオクタン価こそ気持ち高いものの、逆にアルコールが含まれている(環境保護の観点から)と言われ、絶対的な燃焼効率は我がレギュラーに毛が生えた程度という。
そんなヨーロッパのレギュラーガソリン="Eurosuper unleaded"に照準を合わせたマツダのSKY-G、その2.0Lバージョン。我が国で使うとすればやはり無鉛ハイオク=98+〜100RON適用になってしまうのでしょうか。日本で言う「ハイオク」は欧州では"Superplus"と呼ばれて高級ガソリンになってしまいますが、反面欧州市場で販売されている日本車の多くは、特に4気筒実用エンジンの場合(マツダ自身のアクセラやアテンザ用MZ系2.0-2.5Lも当然その一員)国内で91RON向きにチューニングしているエンジンに小改良を施して欧州レギュラー=95RONに適応させており、SKY-Gの場合もマップ系の軽度の変更で低燃費を維持したまま国内レギュラーに適応可能なことを期待したいです!