モノより思ひ出

消費税を20%にする、という増税案はさすがに通らないだろうけれど、2〜3%の上乗せについちゃ避けられないだろう。これについての意見は無い。ナニを言ってもムダだからだ。ただ知り合いの運送業者に聞いたら「多少高くてもいいから中古のトラックを買って東北に送っている」。

濡れ手に粟で儲かるそうな。せめてそのお金を地元に落ちるようなシステムにしてくれたたらいいのに、と思う。いずれにしろ復興にあたり膨大な金額が使われる。その流れをキチンとコントロールして欲しい。またぞろ利権絡みとなれば笑うしかないですね。使い道の公開なんかしないだろうなぁ。

ゴールデンウィークの人の流れが少ないと予想されているらしい。皆さん遊ぶ気になれていない、ということなんだろう。かくいう私の日記も、海外取材に行った時を除けば地震関連ばかり。実際、お酒飲んで騒ぐ気になれないですから。そろそろ、とも思うけれど、キッカケがない感じ。

仏教の49日や神道の50日祭のように、なにかで区切りを付けなければならないのかもしれない。お寺さんや神社が全国規模での法要や御祈念を行ってくれないだろうか。このままだと本当に経済的な問題となってしまう。私も連休中に喜多方ラーメンを食べに行こうと思ってます。

でなければ営業を開始した外房の釣り船に乗る、なんてのもいい。被災地に行って直接お手伝いする、ということ以外に出来ることはたくさんあると考える。お金を使わないと経済は回らない。東北の物産やお酒を買うのも寄付のようなもの。それこそスーパーで喜多方ラーメン買ったってOK。

明日は毎年マリーナ恒例の「小さいゲストを海にご招待する」会。今年は被災地から来る小さいゲストも多いという。考えてみれば地震以後、初めてフネを動かす。こういうことがなければ、いつ乗っていいのか悩むところだった。思い切り楽しんでもらいます。やっぱし私の持ち味は「楽しんで貰う」ことですから。

そういえば26日売り号のCT誌でオークションの発表を行う。いろんな人から集めた物品をヤフオクに出品し、収益を寄付するというもの。私は釣り竿とリールを出品しました。おそらく1円から。釣り竿を落とした方は試し釣りとして東京湾のトロサバ狙い(たぶん釣れる)+保田のばんや食べ放題付き。

リールの方は、ひょっとしてカジキが釣れる可能性もあるかもしれないだろう大島近海まで出張ったトローリング(シイラは釣れると思う。生で食べないように)+保田のばんや食べ放題の試し釣り付きというコース。始まったらご案内するので、ぜひとも落としてください。トシ取ると「モノより思ひ出」です。

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2 Responses to “モノより思ひ出”

  1. もん より:

    増税=消費税という考え方が、CO2削減=原発
    という考え方と全く同じで発想が固定化していて進歩が無いと思います。
    復興税なら資産課税でもいいでしょう。
    資産の1%ぐらいなら取られてもいいかなと覚悟しています。
    そして、そもそも資産の1%ぐらい円高、円安で毎日のように変動しています。
    円高になって対ドルでは自分の資産は去年から20%近く増えているのですから。
    そして、1%の課税は政府紙幣でも刷ればすぐに実行できると思います。その結果、日本円の価値が下がって、私の資産はドルベースで1%ぐらい減るかもしれませんが、全く増税感はないでしょう。
    消費税は貧乏人に重い課税ですし、消費という心理的にもっとも重税感を感じる税ですから、百害あって一利なしと思います。5%のを廃止してもいいぐらい。

  2. アミーゴ5号 より:

    歳を取ると、せっかくの思ひ出も忘れてしまいまする〜。
    (-゜3゚)ノ
    というのは、最近切実になってきた、おちょっかいです。
    m(__)m

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