レクサス、トヨタも使ってる部品を「高いからだめ」だって。しくしく(21日)
広報体制変わったということで、久し振りにレクサスの試乗会へ。なるほどメンバー一新である! しかも今までにないほど前向き。「公道はもちろん袖ケ浦サーキットでたっぷり試乗してください」。どれどれ、ということで試乗したら、コチラは一新というワケにいかず。レクサスが最初から抱えている「乗り心地の安っぽさ」を全く改良出てきていない。
例えばIS。先日マイナーチェンジされたマークXの3,5リッターフル装備車が385万円である。IS350のベースグレードは560万円。ナビなど装備差を考えても同じエンジン積むのに150万円以上高い。なのに乗ってみたらマークXと全
ISの開発チームに「せめてレクサスはザッ
NXなどSUVの乗り心地だって100万円以上安い
GS-Fなどのスポーツグレードはサーキットで試乗した。私より運転が上手な同業者も非常に厳しい評価。「その通り書けばいいのに」と言うと「へへへ」だって。まぁ誰だって嫌われたくないワな。厳しいこと書いたって得にならないですから。それに「弱点」は平均的なレベルのドライバーだとあまり解らないような領域。適当にホメておいたって問題ない?
といった観点からすると、普通の道を普通に走っている限り、クルマに詳しくない人ならISだってGSだってNXだって悪くない。信頼性抜群に高いですから。適当に褒めておけばよかろう。ただ私は慧眼なユーザーが居ると考える。高額車の価値って、そういった「目利き」をウナらせることだと思ってます。日本を代表して頑張って欲しいと思う。
幸い、広報のメンバーは「今までのレクサスの流れ」と全く違う感じ。こういったダイナミックな人事を開発チームや企画チーム、そしてクルマ汚したり泡だらけにするなど、ウチのヨメですら「レクサスってヘンなコマーシャルばかりね」と言うツマらん宣伝ばかり作っているチームなども行ったらいい。WRCのようにホンキで頑張ったら良いクルマになると考えます。
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