不治の病
治る見込みのある病気なら、どんなに辛い治療でも受ける。されど治らないのであれば、最後は穏やかに過ごしたい。今の我が国はそんな状況だと思う。消費税を10%にしても、言うだけ番長前原君の言う通り15%にしても、とうてい追いつかないくらい病状は進行してます。だったら痛みを止めるだけの治療で十分でしょ。
乗ってる飛行機が落ちることや、隕石が地球に激突すると解っているようなもの。ただし飲めや歌えや、みたいなコトをしろと言ってるんじゃない。何より日本が無くなるワケじゃないのだ。次の国のあり方を真剣に論じながら沈めばいいかと。当然ながら今の体制に居る人達は全て引退願う。フランス革命のようギロチンは望まぬ。
困ったことに「何も考えない」という人達も少なくない。こういった方々は次の世代でも流されていくだけ。運が良ければ引っかかるし、運悪ければ淘汰されるのみ。「あまり熱心に生きたくない」という人はどうしたらいいか? こら簡単。日本の中にブータンのような「心の幸せ」を追求するシステムを作れば良い。
長崎の出島は、そこだけ海外の文化や文明を入れた。このコンセプト日本の半分か、3分の1か3分の2か解らないけれど、導入するのも面白いと思う。国の半分を鎖国するワケです。収入が少なくても暮らせる環境を作る、と言い換えてもよい。実際、ガンガン働きたい人と、そこまで頑張りたくない人が居る。
今は皆同じ水準にしようとするから無理があるんだと思う。とはいえ1級国民と2級国民を分けろ、と言ってるんじゃない。だからこそ精神の幸せなのだ。というくらいの大きな改革をしないと我が国はコントロール出来ません。30歳前後の団塊ジュニアの人口は莫大。ここに精神の幸せをもたらせない限りダメでしょう。
フリーターの団塊ジュニアが独身のまま40歳代になったことを考えると相当シビア。というか、40歳代のフリーターは今の社会システムだと結婚出来まい。この人達が70歳代になった時の悲惨さときたら、想像するだに恐ろしいっす。きっとそういうことを考えられないからフリーターをやってられるんでしょうけど。
いや、30歳代も半ばを過ぎたフリーター達は、そろそろ「マズイかも」という認識を持ち始めていると思う。やはり20歳代前半でそういった自覚を持たないと間に合わない。30歳代半ばのフリーターを正規雇用するようなシステムなんか我が国にありませんから。表で取り上げられることのない最大の課題です。
<おすすめ記事>
未来を語る上で
最も信頼できる人口動態統計。
マスコミも特集なんかで
この未来について語るのではなく
日々、情報を繰り返し伝えないと
みんな忘れてしまいます。
また、そんな暗い未来ではなく
明るい未来から現在なすべきことを
考えていきたいと思います。
フォアキャスティング
バックキャスティング
「収入が少なくても暮らせるシステム」と聞いて、山口県の祝島を思い浮かべました。
上関原発予定地の直近という事で注目されていますが、財政破綻後の日本の在り方を示唆しているように思います。
いつも、楽しく読ませていただいてます。
早速ですが、
>きっとそういうことを考えられないからフリーターをやってられるんでしょうけど。
正に自分事なんで、書いちゃいます。
「考えられない」と言いますか「考えたくない」「少し想像するだけでも恐ろしいので考えないようにしている」
が、結構多いんじゃないでしょうかね。
同じ事だと仰られるかもしれませんが。
おはようございます。
不治の病も稀に医者も理解できない奇跡を起こすことがあります。
我が父がそうで、延命を言い渡されたその後、命を吹き返しました。
新しいクスリが悪細胞の無限増殖を極端に抑えたので体質に合っていたのではなかろうか?との説明をされました。ただ、このような例は非常に稀だと。
今は息を吹き返したどころか退院し家に戻り、1年半後の現在は日常的に愛車のサンバーディアスバンを買い物やら畑作業やらに乗り回しております。
自分が思うには、父が死の淵を彷徨える間にも、医者から看護師、親族まで皆が一つの命の為に懸命に動いてくれたからかと。
今年、南関東在住の私は震災時発生時には直接的に津波や地震の甚大な被害は受ける事はありませんでした。
しかし、それを切っ掛けとし、連動した問題出来事が多く、仕事場や親や疎遠だった親族一同とも向き合わずにはいられなくなりました。
私はある大乗仏教寺の檀家に属しておりますが、普段信仰等ほとんど無しに等しい人間であります。
しかし、震災後に親族等とぶつかってあれこれ言い言われて見れば、自身知られざる発見がものがとても多く驚きました。
因果応報や輪廻転生などの言葉に現実味を感じる瞬間がありました。
とて、別にこれから信仰を始めるわけではありませんし、カルトティックや原理主義に傾倒する事もありえません。
自分は仏教の言葉を引用いたしましたが、何か震災以降日本の人々がただの感情論や理屈で語るものではなく、とても現実的な分部で人と向き合っているような気がしています。
もはや、何も考えず流される毎日を過ごしていた人も、鬱々と必死で世のネガティブと闘ってセンチメントに落ちこんでいた人も向き合わねばならぬでしょう。
私自身、ネットは情報収集として見てはいましたが、キーボードやパソコンを起動しこの国沢ブログに書き込みさせていただく事もなかったと思います。
最近はこのブログの影響もあり、長く買わなくなっていた色々なカー雑誌を読むようになりました。
一昨日、カー雑誌コーナーにて高校生男子が86やBRZの話をしていた。免許やミッションの話をしたら食い付く様に興味を示した。
現在の高齢社会が更に進行し、子は親を抱え昔好きだったクルマにはそう簡単には乗れていないでしょう。
好きで意義のあるクルマを素人ながらブログを参照とし若い人にも勧めて行こうと思っています。
これからも応援しております。
財政破綻又は紙幣乱発のインフレで失業者が多い戦後状態に近い事が予想される。しかし、公務員天国は終わり新しい時代の会社創業のチャンスと思う。