串あげ太郎
昨年福島第一で事故が起きた際、地元の人は「原発を東京に持っていけ!」と怒っていた。つまり今まで「東京で作れない電力を供給してやってきた」という”構図”だったワケです。しかし私を含め東京の人間は「????」。原発を作って欲しいと頼んだことは一度もない。というか、そんなこと望まない。
という漠然とした思いを持っていたけれど、大飯原発などの問題を見て「やっぱり」と思った。東京や大阪は原発の再稼働を望んでいない。なのに地元が動かしてくれと言っているのだ。なんだ。「頼むから動かさないでくれ」と言ってるのに「動かしてもらわないと困る!」。全然話が違う。
旭川で左に紹介している『エスプリムートン』というレストランのオーナーである田所兄からメールがあって「串あげ太郎がミシュランの一つ星になりました」と我がことのように喜んでいる。旭川の串あげ太郎は田所兄に紹介してもらった知る人ぞ知るお店で、立地条件極めて解りにくい。
私の日記を見たら2007年の6月26日など3回くらい紹介している。ミシュランの情報収集力に少し驚く。露地にある小さなお店なのだ。高級な作りでも無し。困ったことに、これで混むこと間違いなし。旭川に行くことがあればエスプリムートン(これまた美味しいです)か串あげ太郎を試して欲しい。
石原さんの尖閣問題、興味深いことが二つ。一つは中国の反応で、政府は無関心を決め込んだ。扱い方によっちゃ国内世論を抑えきれなくなる、と判断したんだと思う。確かにここで騒ぎになっても中国にとっちゃメリット無し。加えて領土問題は南沙諸島で手一杯。ベトナムが手強いです。
中国の外交能力はタイしたもんだと感心しきり。相手のペースにゃ乗らない、ということですな。このままだと石原さんの空振りに終わるだろう。ただ向こうは間違いなく先を読んでいる。ここで安心したらアカン。チーム石原も着実に前に進んだ方がいい。やはり一夜城作戦で実効支配を。
一方、我が国は足並みが揃わない。なかでも地元の沖縄県。琉球新報によれば、6割の市町村長が東京都が尖閣を購入する件について判断を付けられないでいるという。これが沖縄の良いところであり、弱点でもある。個別に切り崩されると、人の良さが出てしまい流されちゃうのだ。
ということで明日からしばらくクルマ漬けの日々になります。
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ひいきのお店がミシュランに掲載されるって
素晴らしいことです!
美登里もそうならないかな〜!
マジでそう思ってます。
それから、再稼働問題。
師匠が指摘されていたように
停止後も関連の仕事はあり、
また、国はきちんと処理が終わるまで
面倒みるのがスジでしょう?
その辺りの考えは伝えてあるのかな?