今年の夏の電力需給は極めて逼迫すると経産省が言ってる。だったらトットと対策すればいいのに

経産省によれば今年夏の東京の電力需給は極めて厳しくなり、余力は7月が3%。8月3.9%という見込みだという。3%なんていう余力は無いも同然。大きい火力発電所のトラブルや、天候不順などで太陽光発電が予想を下回ったりすれば、揚水発電を持ってしても足りなくなる可能性出てくる。今から脅しを掛け、万一の大規模停電した時のいいわけにもしているということです。

昨年3月22日はいつ大規模停電してもおかしくない107%!

実際どうかといえば、東京以外の地域に余裕あるし、今年の夏までに稼働を始める太陽光発電なども多数存在するようだ。そもそも企業は電気代の高さに辟易しており、二酸化炭素排出量というより電力料金高騰対策を開始している。かくいう私の家も間もなく3kWの太陽光発電を導入する予定。夜間は東京電力じゃなく、東京ガスを使った燃料電池で電力とお湯を確保します。

プラグインソーラー

その上で5.12kWhの大型電池だってあるから、昼間余った電力は東京電力に売らず、電池に貯めておく。東京電力に売ると1kWhあたり16円。それを40円以上で売ってるんだから濡れ手に粟だ。戸建てじゃなくてもプラグインソーラーを400~800W分(400Wあたり10万円)導入するだけで昼間の電力はカバー出来ると思う。2kWくらいの停電対応付き電池など持っていれば何の心配もない。

国に脅されてビビるようじゃアカンです。企業だってワケワカラン経産省のエネルギー戦略に一喜一憂しているようじゃ一流といえない。自動車メーカーなんか大きな声を出さず、着々と自力調達の準備をしている。これからの日本、国に喰わせて貰わなくちゃならない企業/人と、伸び伸びと困ることなく毎日過ごせる企業/人に二分していくだろう。前者になると厳しい。

10年後は電力会社から高い電力を買う企業なんか激減している。個人だって高い電力を買いたくない人は自分で調達するようになるだろう。大幅に買い手が減った電力で今の設備を維持しなければならず電力料金値上げしかない。消費者金融のような原発に手を出そうモノなら、そこに巨額の原発廃炉コストだってかかってくる。破綻が見えているのに「原発しかない」と言ってる人も多いから驚く。

資源のない我が国ながら、太陽だけは味方になってくれる。風力だって上手に使いたい。化石燃料に頼れる国はいいと思う。二酸化炭素排出量ウンヌンより、エネルギーを海外に頼って居る時点で自立した国と言えない。泣きたくないならエネルギーは自給自足だ。となればガソリンだって強気になって買える。私が免許返納するまでエンジン車を堪能出来ると考えます。

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2 Responses to “今年の夏の電力需給は極めて逼迫すると経産省が言ってる。だったらトットと対策すればいいのに”

  1. アミーゴ5号 より:

    本当に電力料金もここまで来ると、かねてから国沢さんのいわれるとおり、自給自足を考えなければいけません。

    すっかすですね、
    悩ましいのが、太陽光発電システム。正直ド素人からすると、集合住宅住まいなので、設置条件やシステム形態が多種多様な上に、業界があまりにパチモンすぎて、何が正しくて何が危ないのかすらわかりません。

    人柱上等の覚悟と根性が、まだ無いっす。我ながらヘナチョコすぎて。
    ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ

  2. この車 無駄なアクセル 踏みません より:

    電力不足を予想しながら何もしないのは、結局は「やっぱり原子力に頼るしかない」って雰囲気を醸成したいからなんだと思いますよ。たぶん。

    電力に関しては。自分で自分を守るっていかないと!
    国沢さんに大賛成です。ただ、私はもう内燃機関には戻らないと思います(笑)

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