何と東京行きフェリー休航とな! ベトナムカブのミニツーリング、楽しいっす!(12日)

なんたるちゃ! 徳島から東京までのフェリーは4隻体制の毎日運行。ということで朝予約の電話をしたら、本日は休航なんだとか! あちゃちゃ! 気を取り直してホテルで原稿書きすることにしました。帰京しても家で原稿書く日々ですから。部屋の掃除の時間を作るため、お昼は徳島ラーメンを食べに行く。バイクあると、どこにでも簡単に行けちゃう。

東京だと駐車場所に苦労するが、地方に出れば原付なら駐車可能場所多数。ということで『巽屋』へ。徳島ラーメン、色が3タイプあるということだけれど、食べたいのは濃いヤツです。卵付きで750円。見た感じより重くなく、しかも麺の量が普通の70%くらいの感じ。普通の人でも2~3軒くらい回れると思う。私ももう1軒行こうと考えたけれど断念しました。

せっかく徳島に来たからと、1年中阿波踊りの実演が見られるという阿波踊り会館へ。まず3階の資料館に行って驚く! 阿波の国の皆さん江戸時代から踊りまくっていたらしい。藩から出てる「おふれ」や「お達し」を見ると「3日間しか踊るな」とか「武士は刀を身につけるな」はたまた「仮装で顔を隠すな」等々。踊る人達の管理に四苦八苦している様子あ~りあり。

下の年表を見ても(クリックすると大きくなります)、日露戦争起きれば踊り、皇太子殿下に訪れて頂いたと踊り、ベルサイユ講和条約で踊り、昭和天皇がヨーロッパから帰国したら踊り、県庁新築したら踊りってな具合。大政奉還を決定づけたといわれる全国規模で発生した「ええじゃないか」も、徳島藩が圧倒的に強烈なイキオイだったと書いてある。面白すぐる!

阿波踊りの実演はとっても興味深く、面白かった。お客は日本人30%。台湾人70%くらいの割合だったが、皆さん踊りを教えて貰って大いに楽しんでいた様子。台湾人の阿波踊り、面白かった~! ぜひとも本物を見に来たくなりました。近所の高円寺でも踊り手が1万人を超えるという盛大な阿波踊り大会が行われているので、今年は見に行こうと思う。

考えてみたら阿波踊りの精神は日本人に濃い。私もラリーに出るのは「踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らな損々!」というフレーズがアタマの中にあるからです。日本がいよいよ景気悪くなり、不満が増えてきたら、皆さん「ええじゃないか!」と踊りまくると世の中変わるかもしれません。あれだけ強固だと思われた江戸時代を終わらせたパワーありますから。

夜はサポーターの方と。徳島で魚市場の仲買をやっているそうで、良い魚を卸している『ちょっとよっ亭』というお店に連れて行ってもらいました。石鯛とカワハギとヨコワ(小型のクロマグロ)の刺身、美味しかった。4本半(魚の高さ)の立派な太刀魚の塩焼きも美味しい。徳島に行く機会あったらぜひ! お昼はコスパ高く人気とのこと。納得です。

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