ル・マンに日産現れる!(31日)

日本人のクルマ好きにとって今年のル・マン24最大の「果たしていかに!」は日産の復活である。しかし全く情報が出てこない。そもそもWECの開幕戦から出場する予定だったものの、開発の遅れによりル・マンまでの2戦をキャンセル。ぶっつけ本番になってしまった。

いや「そもそも走れるクルマが無いんじゃないか」とか「ル・マン24にも間に合わないらしい」とまで言われているほど。しかし! 5月31日に行われたテストディに3台ともエントリー。実際、フルカラーリングされた車両を持ってきて並べました。ただ開発は遅れているらしい。

テストディもミシュランのタイヤ開発が間に合わず、タイムアタックしないという。正確に書けばタイヤ開発の遅れと言うより、車両開発の遅れによりタイヤを煮詰められなかったようだ。いずれにしろドタンバでナニが起きるか全く解らない状況。このあたり、日産らしくてワクワクします。

私が子供の頃、日産は突如羽根が付いたR381を繰り出してきたり、4リッターエンジンでエントリーしてたのに、レースウィークになって5リッターV12を出してきたり、と様々な作戦を立ててきた。そのたびに自動車好きをウナらせてましたね。面白かった、と言い換えても良い。

もしかしたら本当にダメかもしれません。それはそれで歴史に残る大空振りのストーリーになる。今年ヘコんだらゴーンさんのスイッチ入って「来年は絶対負けるな! 負けたら解ってるだろうな」になるかもしれない。なんだか久々にル・マンでワクワクします。行くしかないか?

少なくとも日産はル・マン24にエントリーした、というだけで大きな話題を持って行くだろう。地道にWECをやってきたトヨタより多くの露出になるかもしれない。遅かったら遅かったで、来シーズンへの期待になる。なんたってル・マンはルノーの本拠地だ。もう楽しみで仕方ありません。

本日は少なくない分量の原稿書きと、日枝神社で孫娘の初参り。無事1ヶ月過ぎたことに感謝するのみ。首が据わらないウチは怖くて抱くのも及び腰。天気予報は一昨日まで日曜日雨だったけれど「じゃ外れるから大丈夫」。外れすぎて暑かったす。今のウチに暑さを堪能しましょう。

ただ今年は蚊の発生が早いことのみ辛い。このまま11月上旬まで蚊に刺されるのかと思うと泣ける。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ