原発利権
メディアを見ていると本当は原子力を再開してもらい再び東電からウハウハの広告出稿を目論んでいるのね、と思う。北海道電力泊原発3号機の報道を見ると「定期点検で止まっていた原子炉を再稼働させる」と誤解を招く。だって泊を再稼働させたのなら、他の止まっている原発も動かせる可能性出てきます。
ヨメも「何で稼働を許すのか!」と怒っていた。「前から動いていたんだよ」というと「電気は作ってなかったんでしょ」。泊の3号機は震災の前にフル稼働状態になっており、電力も供給していた。「調整運転」と称した全開発電を行っていたワケです。つまり泊を承認しないということは稼働してる原発を止めるのと同じ。
逆に承認は他の原発と同じ状況にあることだけを確認するだけであり、むしろ騒ぐべき問題じゃない。止めることの方が難しい状況にあった、と言い換えてもよかろう。したがって報道のスタンスとしちゃ「例外中の例外」とすべき。ちなみに震災時に調整運転をしていたのは泊の3号機と関電の大飯1号機の2つ。
このうち大飯1号機についちゃ正式稼働させようとしているウチ、緊急炉心冷却装置のトラブルで手動停止され、以後、動いていない。泊の3号機だけ特例だったワケ。今回のミソクソ一緒の報道により「ウチも再稼働を」と、停止中の原発の自治体が言い始めたら、以前より強い反発にならないと思う。
ニンゲン、一度許しちゃうと次は「ま、いっか」になっちゃうのだ。しかも初めてでなく、以前も許したことがあるんだから一段とハードル低い。こうやってなし崩し的に元のサヤに戻ってしまうのだろうか? いずれにしろ「東京湾や大阪湾に原発は絶対作らない」ということだけは理解して欲しい。やっぱし危ない。
こう書くと「東京はズルい」みたいな意見が出てくるかもしれない。許すから作られちゃうのであり、三重県みたいに断固拒否すればいい。少なくとも稼働中の原発が点検のために止まり、そいつを再稼働させることを許す県や自治体は「原発推進」を意味する。福島県は絶対許さないと考えます。
朝から原稿書きしつつうなぎ屋修行。ただお昼はお客さんが超少なかった。お盆休み疲れなのか、他の飲食店やスーパーもガ〜ラガラ。週末から気温も下がると言うし。おそらくうなぎの需要は日を追う毎に少なくなっていくと思う。本来なら相場も下がらなくちゃならん。されど本日時点で全く下がらず。
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そもそも県だのその中の町だの単位で原発の稼動許可が決められるのがおかしいんですね。
福島の一件で原発事故の影響は半径300kmは優に超える事がハッキリした。
当然、稼動・建設ともに半径300kmの住民全員から許可を取り付けるべきでしょう。
今までの基準がおかしいのです。
先日、NHKの気象関係の話の中で
どうやら、今年は季節の変化が多少早いとのこと。
うなぎについても言えるかも?
言われてみれば、そうだなって思います。
昨年まで、夏の終わりのこの頃まで
取り続けることが出来たカブトムシやクワガタムシが
少ないんです。
今年はもう無理だねって子どもと話しています。
北海道からの帰省から戻り、久々に国沢先生の日記を覗かせてもらうと、北海道にいらしていたのですね!
一時期よりもライダーはだいぶ減りましたね。自転車も減りました。おじさん自転車だけは増えたかな。
観光地の食の話に関しては、耳の痛い話が多かったですが、事実だと思います。裏を返せば北海道の食は、まだ期待されているということで。
泊の原発については、個人的には止めればよいのにと思います。
内地と同じじゃなくたっていいじゃない。世界に対して、安全安心な食と空気を提供して欲しいと思う。
原発の麻薬はよく効くようですね。ウニやイカよりもカネになるようで。
もんさんの意見に激しく同意!!
本題からそれますが。
とうとう震災対策の高速無料が終わりのよう
です。それもインチキ野郎達の所為で。
御大将も書かれたと思いますが、何でETCを
使わないのか。
簡単な事ですよね。
ETCカードと本体を無料で配って、無料で
セットしてもお釣りが出るでしょう。
(なんのためにETCを導入したの?
利権の維持?保身?)
今の日本人に性善説を期待しても駄目ですよね。
(小生も日本人ですが。)
原発が立地している自治体は原発が止まると、財政が破綻するそうで。止められない訳ですね。
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-788.html
福島の事故でこれだけ多くの人達が避難を余儀なくされ、食べ物も牛も全て汚染され尽くしているのにも関わらず、まだ原発再開を目論む人間がいるとは本当に情けない。
いまだにお金の算段だけで物事を決める姿勢、原発利権がなくなれば財政破綻すると言う人がいますが、ひとたび事故を起こせばその場所に住むことができなくなるという単純な事に気づくべきです。
まぁ気づいていてもお金の魔力に勝てない極めて情けない人が多いのに閉口してしまいます。