尖閣で釣り
皆さん中国漁船の問題で中国に対する怒りを感じているようだけれど、視点を変えればもっと腹立たしいことが多数ある。検察のフロッピーディスク改ざんの問題なんか、民主主義の根幹に関わること。しかも今回は「物証」ということで問題になったけれど、検事のデタラメな調書などいくらでもあります。
いずれにしろ怒ったトコロで何の有効な手だても無い。と、先日の日記に書いたら、苦情の送り先をコメント欄に書き込んでくれた人もいるが、匿名の投書なんて受ける側にしてみりゃゴミのようなもの。次の選挙で良い政党を選ぶ、という意見もむなしい。というか良い政党なんであるのか?
政権取らなくちゃ意味無いし、政権取ったら取ったで、それまで言ってたことと全く違うんだから困ったモンです。もう少し不満が溜まり、同時に現在の国体じゃ成り行かなくなり、幕末のような状況にならない限り、我が国は変われまい。最悪の選択は第二次世界大戦のようなナショナリズムの暴走です。
とりあえず尖閣諸島の南小島あたりに9人乗りのアイランダーを運行できる800mの滑走路を造り、北小島まで橋を架け、釣り宿など作ったらいかがか? 石垣島から南小島空港までは政府の補助で釣り人は往復2千円くらいの運賃に設定。北小島の釣り宿にも補助出して一泊三食で2千円。
で、尖閣諸島でノンビリ釣りなんかさせるワケです。もっと気合い入れてマリーナなんか作っちゃう。石垣島から160km。私のフネくらい小さくても行ける。帰りの分の給油は無料。このくらいの優遇措置をするくらいの気合いがないとアカンでしょ。されど現状は日本人も上陸禁止。だったら不要か?
また、数日前に書いた「中国で調達している部品の納入遅れ」という心配も現実のモノになるつつある。すでに中国税関は輸出する物品の全量X線検査を義務づけたという。今の状態が続くと、実害も出てくるだろう。なのに依然として政府はドタバタの繰り返し。今から「毅然とした対応をする」と言っても、意味無いっしょ。
さんざん脅され、やっと帰ったから、と背中に「お前の母ちゃんでべそ!」と言ってみたら「聞こえたぞ!」と戻って来ちゃった感じです。
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表 毅然
裏 話し合い 妥協 落としどころ
政治家様にお願い致しますぅ〜。テクニシャンでいて下さい〜いm(_ _)m
国会議員の多くは、自分の得意分野を持っています。
一部には「何でこの程度の見識で議員ができるの?」
って方も見受けられますが、殆どの方は得意分野に
おいては非常に論客でいられます。
が、不得意・不認識分野ではどうか…?。
その分野に精通して抜擢されたはずの大臣とて、自分の
省庁の全ての政策に精通している訳ではありません。
では、その不得意分野をどのように知ったかぶりをして
国民に説明するかと言うと、官僚の力に頼るわけですね。
問題はその官僚の力量なんです。
優秀な方ももちろん多いのですが、空気を読み間違えた
報告を上に上げ続けちゃうと、上の方はそれを鵜呑みに
してしまい、今回の領土問題のような不幸な結果になってしまう。
もちろん官僚だけでは無く、政治家の判断・決断力も
大いに問題はありますが…。
私は右翼ではありませんが、それでも今回の案件は
報道を見る度に日本人としての怒りを禁じえませんでした。