楽しかった
今回乗るのはエンジン誌のロードスター。編集長の村上さんと大井タコ之君、ラリードライバーの鎌田選手(説明するまでも無く日本のベスト5に入るラリードライバーでございます)、そして村上さんが出ているロードスターパーティレースのライバルでもある乃美浩一さんの5人で出場。
こんなカラーリング
昨年3位になったため2分間のペナルティが付くそうで(ピットインの時間も含めれば2周分)厳しい戦い。練習走行終わってタコ之君がデータロガー見て解析中。タコ之君は左が四十肩で動かず。しかも老眼大きく進行中。イキの良い現役の若手や中谷君などF1ドライバー級を相手にポールを狙おうとしてるらしい。
左が鎌田選手。右の人を見ると頭の顔の境目があるのね、と思う
夏場のロードスターはコースインして最適な温度にし、1ラップ目が勝負! というか1ラップ目しか理想的なコンディションは無し! わずかなミスをしたらオシマイ。そして見事にポールをもぎ取った! タイしたモンである。現役組は悔しいだろう。タコ之君、性格が良ければ上のレースでも活躍できたろうに。
マツダチームはデザイナーの前田さんが乗って10位! 素晴らしい!
マツダといえば何気なく次期型アテンザが展示してあった。なかなかカッコ良い! 価格次第じゃ売れるかもしれません。なんせ今や不況のドン底。割安感ないと厳しい。プリウスPHVは売れ行きが低迷しちゃってるけれど、高いからに他ならぬ。クルマの仕上がりに問題を抱えてるんじゃありません。
CX-5くらいのお手頃感なら‥‥
ということで16時少し過ぎにスタート! 2分間のペナルティ消化のため、45分くらい走って村上さんがピットイン。当然の如く2ラップ遅れになっちゃう。しかも燃料は90Lしか使えないため、ハイペースで走って挽回することも難しい。私は例によってフレキシブルさが要求される4番手である。
日は暮れて暑さは一段落。写真は北森涼介さん
燃料足りなければ限りなく少ない燃料消費量でラップタイムを最大限に節約。ペースカーなど入って燃料余ってればアタックするという役割ですね。かつて4千回転シフトという酷い状況になったことも。されど今回は「少し足りない状況です」というオーダー。とりあえず5300回転シフトで走る。
燃費をチェックするとギリギリだという。そんじゃ大井が最後まで暴れられるよう、5千回転を少し下回るくらいでシフトアップ。最終コーナーはライン取りを全く変えることにした。タイムは1分13秒前後。少しずつ燃料に余裕出てきた。2台抜かれ(2台ともガス欠で後退)、8台抜いて大井にバトンタッチ。
レース終了5分前くらいまで8番手で変わらなかったものの、ここから動きが出てきた。ペースダウンするチーム続出。大井はガス欠の不安を抱えながら最後まで12秒台を出し、さらには調子に乗ってゴール直前で1位のティーポ組を抜いちゃった。をいをい! 後ろにいても順位同じ。即完走だったのに!
つまり1位を抜いたことにより、もう一周走らないと完走にならないということ。幸いゴール出来たものの、チェッカー後のウイニングラップ最終コーナーでガス欠ストップ。アブなかった! 結果は1位から1ラップ遅れの4位。実質的に2ラップ分のペナルティ喰ってることを考えれば上出来かと。
それにしても汗かいた! ニンゲン、45分間でこんな汗を掛けるのかと思えるほど。レーシングスーツなんか大雨に降られたみたい。いやいや楽しかったです。
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おめでとうございます!
予選、ポールもすごいですよね。
ティーポやベストカーなどを抑えて!
レースってこの駆け引きや頭脳、そして戦略。
ドライバーという人の動きなどのファクターが
絡み合うところが妙。
師匠、少し痩せましたか?
新しいタイプの大型セダン、新型マツダアテンザ。
あれだけの質量のボディをたった1.5tに抑えている辺り、「無駄を省いた合理設計」という往年の我が国のお家芸が復活しているようで実に清涼感を感じる。
ハッキリ言って小生、今日日中に群馬のブラジル人街の喫茶店(料金は後払い+伝票なし)でブラジル風チーズパイ他軽食とコーヒーを頼み、店を出る時あやうく支払いを忘れる一幕があり(※女性の店員が出てきてそこで思い出して払った)、「ここまでボケてしまった自分」に自己嫌悪を感じて放心状態になりかかった所へ新アテンザのニュース…..血の気が蘇ったのと同時に「オバマ大統領もレストランで払い忘れる」ことがあったことと考え併せて心強くなった気がする。
ともかくアイデアと能動的魅力に溢れたクルマは、見るヒトを元気にする魔力があることを解っていただけたろうか。