潮干狩り

勝股兄が羽田において講談社ビーシー(ベストカーですね)主催の潮干狩りをやるから参加するように、というのでJRと京浜急行を乗り継いで行く。飲むでしょうから。勝股兄と付き合いのある天空橋の亀石さんという漁師さんの仕切りとのこと。亀石さん、羽田近辺じゃ有名人である。

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多摩川は驚くほど浅い

海老取川からフネ出して多摩川河口のチョイ手前にある浅瀬にアンカリング。ヒザ上くらいの川に飛び込み、貝を掘るという作戦。上の写真は航路になっている旗のギリギリの場所だけれど、干潮になるとこんな水深。多摩川河口近辺を走るには相当の情報が必要だと再認識す。近寄りませんけど。 

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生憎のつべたい北風。ちょっち寒い

採り始めると、けっこうたくさんの種類。最も多いのはバカガイ(青柳とも呼ばれる)ながら、型の良いアサリやハマグリ、クラムチャウダーの材料である外来種のホンビノス貝も混じる。私はムカシ食べ過ぎたためか貝が食べられない体質なので、熱心になれずフネの上で焼き係。

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美味しそうなアサリの酒蒸し

基本的に貝は好きなので食べたいけれど、後を考えるとダメ。3日間消化系の動きが止まって気持ち悪くなり、最後にペットボトルロケットとなって終了します。発射のタイミングは全くコントロール出来ず相当に危険。しかもアサリは確実。他の貝についちゃ不明ときた。怖くて確かめる気にもならず。

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青柳。バカ貝という名に反し美味しい

とりあえずホンビノス貝と青柳を貰う。青柳は黄色いベロ(足)のブブンを刺身で食べたら最高です。青柳は食べられる可能性高いものの、今回は90%の確率でセーフな気がするホンビノス貝をクラムチャウダーにして食べてみるつもり。青柳も一緒に食べてアカン状態になったら、どちらが悪いか解りませんから。

牛肉の生食が社会問題になっているけれど、魚介類だって同じ。外国のサカナ屋さんを見た人なら「こんなの絶対刺身じゃ食えねぇ!」と思ったことだろう。日本のサカナ屋は「刺身用」と「加熱用」を分けているし、書いて無くても見分ける。牛肉だって同じ。安心出来る店で食べたらいい。

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4 Responses to “潮干狩り”

  1. 良い肉屋さん より:

    私は精肉店を営んでいますが、以前の O157 騒動の時、保健所から牛肉は生食用としては販売してはならないという通達がありました。どうしてもお客様が生で召し上がりたい場合は、そのことをよく説明して自己責任で召し上がっていただくように、とのことでした。それと、まだ胃腸が脆弱な6歳の子供にユッケを食べさせるなんてことは、ある程度親の責任もあると思います。

  2. 下澤 淳 より:

    昨日のアジの刺身も美味しそうでしたが、本日のアサリの酒蒸しも美味しそうですね。現地で調理してるように見えますが、短時間で泥抜きや砂抜きってできるんですね。
    私は釣りにはしょっちゅう出かけますけど、潮干狩りは10年以上やってないので、懐かしい感じがします。
    ただ、一般的な潮干狩りって感じじゃなくて、ジョレン(アサリ等を採る漁具)や喫水の浅い漁船を繰り出してしまうと、それはほとんど漁に見えてしまいます。

  3. アミーゴ5号 より:

    先の方かコメントされた「自己責任」について常々思っているのですが、日本では特に、弱者に対する保護と自己責任の概念が曖昧だと感じています。
    最たる例が交通事故です。明らかに人側に100%の過失があっても、クルマ側の責任は免れないと聞いたことがあります。
    弱者の保護と自己責任の関係において、保護を最優先するのは言わずもがなですが、マスコミはあまりにもそれに片寄りすぎていると感じます。
    自己責任とは何たるかについても、日本は真剣に議論すべき時期に来ていると感じます。

  4. applefanjp より:

    良い場所があるんですね。
    勝俣さんの豪快な?笑顔が目に浮かびます。
    お食べになって、大丈夫でしたか?
    東電も、焼肉チェーンの社長も
    「危機管理」の点で足りなかったと言わざるを得ません。
    でないと、何でも、「想定外」になっちゃいますよね。

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