警察遅いよ

警察はやっと2chに対し問題意識を持ち始めたようだ。徹底的に遅いと思う。私が警察に対し決定的な不信感を持つようになったのは、2chを野放しにしている、ということに気づいた時からです。こんな誹謗中傷を許すようじゃ、法律もヘッタくれもあったモンじゃないでしょ。

2chに書き込まれた誹謗中傷が原因で自殺した人や、経営不振になった企業や商店は、とうてい許容できる数じゃない。知人は「交通事故で人をひき殺したことがある」と書かれた。この書き込みを読んだ人は当然のごとく信じないだろうけれど、少しだけ「ホントか?」と思ってしまう。

これで誹謗中傷は完了だ。「ひき殺した」と言われたら、その場所で「していない」と証拠を出せばいいのだけれど、2chにいつ書かれたか解らなければいかんともしがたい。しかもイチイチ証拠を出して否定しなければならなんて、どう考えてもおかしいことである。そもそも証拠なんてあるか?

いわゆる「悪魔の証明」というヤツ。「あいつは万引きした」といわれた場合、言う方は「見た」でオシマイ。されど言われた方は「していない」という証明をしなくちゃならない。そんなの絶対無理。つまり「万引きした」と、多くの人が見る2chで書かれたらダメージ受ける。

本来なら法律で「誹謗中傷」と断罪され、デタラメな情報を書いたヤツは国家権力の元、反省してもらわなければならない。なのに警察全く動かず。かくして書いたモン勝ちというルールになってしまった。むしろ警察は書いたヤツを守り、個人情報を出さない。徹底的にオタンコです。

言論の自由は、誹謗中傷の自由と違う。個性を持たず、したがって叩かれることもない識者は(新聞記者などの大半が読者からすれば名無しさんだ)インターネットの匿名性を支持する傾向。いわゆる自宅警備員とも呼ばれる黄昏野郎達と大差ないかも。著名人は基本的に誹謗中傷される。

そんなオタンコ警察も、やっと本格的に2chの取締りを始めるらしい。あまり期待してないですがね。薬物から、というあたりが相変わらずのオタンコぶりを感じさせるけれど、やらないよりマシ。というか日本じゃなければ、警察が動かなくてもとっくに全て終了していたと思う。日本人は甘くてやさしい。

編集部員様をイヂめると仕事なくなる?

上はメガWebで行われた3誌合同イベントの最後の「内輪イヂリのクイズ」でございます。登場するのは右からベストカー寺崎君と、カートップ石田君、ザッカー山本君。もし週末にヒマな時間があったらダラダラと見てください。そうそう。5月19日〜20日もメガWebで3誌合同イベントがあります。

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3 Responses to “警察遅いよ”

  1. なっと より:

    2chもさることながら、テレビ・新聞なども怖いと思います。
    政治家の殺し方
    中田 宏 (著)
    http://www.amazon.co.jp/%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AE%B6%E3%81%AE%E6%AE%BA%E3%81%97%E6%96%B9-%E4%B8%AD%E7%94%B0-%E5%AE%8F/dp/4344020855

  2. applefanjp より:

    無責任な書き込み。
    流せばいいって意見もありますが
    言葉を使うって独り言ならまだしも
    何らかの相手がいる場合、責任が生じることへの
    覚悟や配慮、相手意識が圧倒的に足りない。
    いや、ない。
    人権意識もそう。
    自由って何か?取り違えている人がいます。
    今回、薬に関してですが、突破口となるでしょう。
    編集者クイズ、楽しそう!
    行けるものなら盛り上げるのにな〜!
    今年も皆さん、楽しいでしょう!
    羨ましいな!

  3. 605 より:

    話がそれますが警察の誤まった指導のため困ったことがありましたので。
    今日、当方が車で片側2車線の追い越し車線を走行中(チョット混んでいた)、自転車(30歳代の男)が走行車線だけでなくこちらの追い越し車線まで入り込んで当方の前に割り込みました(手を上げてはいたが)。危険なのでクラクションをチョット強めに鳴らしました。
    前方がつかえたので自転車も止まり、当方の窓の所まで来たので危険だと指摘すると、自転車は車両だから車線を走っても良いのだと主張。当方は追い越し車線に入ってきたらダメだと主張したが、自転車は理解できず。
    自転車の乗り手はキープ・レフトのルール(道交法18条軽車両にあっては道路の左側端に寄つて、それぞれ当該道路を通行しなければならない)を知らないようで、自転車は車両だからどの車道も自由に走れると思い込んでるようでした。自転車は車両だが軽車両なのに。
    都内での「自転車は車道を」の指導でカン違いしている輩が増えないことを祈ります。

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