週末に掛け、全国規模で大雨の可能性。どくらいの水深まで走れる?(3日)。
各地で大雨が続いている。週末は関東地方でも被害出るほどの雨になりそうです。改めて大雨時のクルマの扱い方について紹介しておきたい。まず問題なく走行可能なのは床下に届くまでの水深です。この水深であっても対向車の引き波でフロント部分まで冠水するため、単独走行じゃない時は徐行すること。ラジエターに直接水が当たるとトラブル多発する。
どうしようもなくそれ以上深い水深を走らなければならなくなったら、次の目安はドア開口部の下まで。ここまでなら何とか走行に決定的なダメージを受けない。ただし排気管が水没すると水圧に負けてエンジン停止の可能性出てきます。AT車ならローレンジをセレクトし、高目の回転数をキープ。徐行しながら走り抜けよう。焦って速度上げると、クルマを壊すので注意。
それ以上の水深になると、もはやクルマの基本設計や運頼みになってくる。ドア開口部以上の水深になったら車両が浮く。こうなると万事窮す。いかんともしがたい。クルマも修理不能になる。水没すると、動いても様々な後遺症を残してしまう。浮いたらエンジン停止し、早めに脱出すること。クルマは諦めるしかありません。テクニックで対応出来る範疇を超えます。
そもそも大雨降ったら水の出る場所からクルマを動かしておきたい。市区町村で出しているハザードマップの浸水深をチェック。危険区域とされる水色はもちろん、黄色の地域であっても普段より激しい雨になってきたら短い時間でいいから移動させておくことをすすめておく。地下駐車場なども停電などで排水ポンプ止まったら水没します。排水ポンプの無い半地下駐車場も危険。
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