高速事故
一昨日のこと。高速道路の路肩に止めたクルマの中から人が出てきてトラックにハネられる、という事故が起きた。クルマの中にムカデが居たのだという。トラックのドライバーは自動車運転過失致死で逮捕されている。大型トラックの場合、急転舵による回避など出来ない。ただ停止車両を見たのにギリギリを通過したなら話は別だ。
こんな時こそドライブレコーダーがあればよく解る。今や警察に自分の運命を託すことなど出来ない。ぜひともドライブレコーダーの装備をすすめておく。また、どんな場合であっても高速道路の本線上には止まらないこと。もしトラブルなどで走行不能になったら、安全を確認した上で車外に出て表示板を出し、ガードレールの外側に!
午前中仕事。夕方からバイクに荷物積んで「親父の冒険」に出発す。といっても目的地はベイサイドマリーナ。今年はバイクじゃなくて「ヨット」であります。近所の松本さんのヨットに乗って修行しようという企画。ヨットと聞けば「優雅」なんて思っちゃう人は少なくないかと。「馬に乗る」も誤解されやすい。学生馬術は超厳しっす!
ベイサイドマリーナ
なんたってムチで叩かれるの、馬じゃなくて人ですから。ヨットも同じ。松本さんのヨットは大きくない23フィートで”半分”競技スペック。しかもクルーが早稲田ヨット部の元コーチときた。最初から「楽しいクルージング」じゃないとカクゴしている。しかも! 今日からバイクで走っていても吹き飛ばされるくらいの爆風。ドウナルコトヤラ。
夕暮れから松本さんのフネで飲む。マリーナは強風のため出航停止中。強い西風で寒いくらい。それにしてもフネの上で揺られながら飲むお酒は美味しい! 加えてベットスペースのあるフネって楽しい。私もフネも泊まれないことはないけど、やっぱり狭いです。激しい風の音を聞きながらヨット泊。
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5年くらい前に、高速道路で側方不注意で、急に車線変更してきた車を避けきれず、側面を当てられた際、路肩に駐車、停止版を出して警察を待っていたら、路肩を猛スピードで走るトラックに停止版を跳ね飛ばされ、あわや追突という状況になった経験があります。
居眠りをしていたのかは不明ですが、土手に上がって警察を待っていた10分くらいの間に、3台のトラックが路肩走行で停車中の車ぎりぎりをかすめてゆきました。渋滞も何もなく、順調に流れている直線部分でしたが、高速の路肩は本線並みに危ないと認識しました。
小生もヴィッツ1300U-L/101875km走行にドライブレコーダーを取り付けるかどうか思案中だ。
さて明日は仕事がらみの事情があって休暇の恩恵に預かれなくなった、そこで18日・19日に出るべきか。
足はやはりヴィッツか―いや、長引くデフレやら消費税増税の煽りを受けて、次からは軽四となる公算が大の小生、「楽しむのは今のうち」レクサスIS350を使うのもまんざら贅沢とも言い切れない気がしている。
消費税を2014年に8%、2015年には10%!!!!まで上げる政府…..公約違反もさる事ながら、増税分を「少子高齢化をカバーすべく高齢者福祉に充てる」「幼稚園と保育園を統合した子ども園の制定」「所得に応じて税額控除/課税額大幅軽減の適用」―全てに「ハア?」の連続だ。
なんたって憲法第九条が実質的に改正されず残った結果、武力の集団行使もままならずに(何でも憲法に述べられた「最小限度の防衛」の枠を超えてしまうからだと言う!!)アメリカに良いように使われる我が国―尖閣諸島問題でも竹島問題でも中国やら韓国やらになめられ放題の日本は「55年体制」と「日米安保条約」の二重苦の下のっぴきならない現況なのではなかろうか。
そんな中で消費税増税なんて上記のように意味不明であるばかりか、情勢をいたずらにこじれさせ、終いには「徴兵制」さえ復活させざるを得ない予感も無きにしもあらずなのだ。
そんな四面楚歌の生活習慣病国家「日本」は長い目で見て国家ランキングも長期低落モードに入っていき、国債も下落、円の信用も落ちる中新たな「円安」が起きるのかも知れませんね(皮肉)、そこで価格競争力が向上して製造業の海外流出も歯止めがかかって複雑なスタグフレーションの局面に突入するのでしょうか?事態は探れば探るほどブラックボックスが生まれるものですね。
私も今年の春から、新車にドライブレコーダーを設置しました。
過去に事故を起こした時の経験で、状況を客観的に説明するのに取り付けたのですが、欲を言えば前方・背後を同時に撮影できるドラレコが安価で販売して欲しいですね。
最近、歩行者や自転車のすぐ横を猛スピードで通過する車が多くいるように感じます。自転車がバランスを崩して横に出てくる危険性をまったく気にしていないようです。同じように停車中の車の横は人がドアを開けて出てくることに注意するべきと思います。そうした危険性を感じることに鈍感な人が増えているように思います。今回の場合は運転者は当然停車中の車を避けて少し離れて走行すべきでしょうね。運転者の常識としてそうすべきでしょうが、法律的にはたぶん問われないのでしょうね。
師匠!
路上トラブル、別記事に書かれていたように
この地方の高速道路でもちょっと目立ちます。
パソコンのように数年で寿命ってわけではないでしょうが
クルマも機械。壊れるものです。
自分のリーフとて同じ。
万が一に備える心構えっていつも大切だと思います。
周りの方々の命、
自分の命も、そして、かわいい我が子の命も
守らねばなりません。
そうそう、師匠!
で、どちらに?
東北かな?
自動車走行中に自動車同士の接触事故を起こされ、相手の保険会社から当初3割の過失責任を問われましたが、
ドライブレコーダーの映像のおかげで、最終的に過失割合をゼロにすることができました!
相手の保険会社は相手の証言に沿うように誘導尋問的に事故状況を確認しようとしてきましたが、
事故時の映像があると思うと冷静に対応することができましたし、
あちらは事実とはあまりにも違うことを主張してきましたが、
それは違うこれも違うなどと相手の言ってきたことのひとつひとつについて何度もいちいち指摘せずとも、
「ドライブレコーダの映像を見てください、それがすべてです。」
と繰り返すことで相手の主張が間違っていると反論することができました。
国沢先生のブログをずーっと読んでいますので、かなり前からドライブレコーダを装着していましたが、
まさかそれにお世話になる日が来るとは思ってもいませんでした。
先生の記事を信じドライブレコーダーを付けていて本当に良かったです。先生ありがとうございました。
高速事故とはちょっと趣旨は違いますが、都内の交通モードで気になったことを一つ。
先ほど夕方、仕事がらみのヤボ用から「例によって例の如く」愛車ヴィッツ1300U-L/2004年式(101930km走行)で練馬は谷原交差点から田無/東久留米に向けて「都道8号線」富士街道を走っていた折、石神井の西武新宿線踏切まであと400mの地点でマナー違反の自転車に遭遇しました。
同街道はれっきとした都道であるにも拘らず道幅が狭い(同区間は7m程度)ことは折にふれて述べてきましたが、そんな車道の中央を堂々と行くママチャリ…..。
乗り手は30-40代ぐらいの「妙齢のお嬢さん」で、他の交通の邪魔になることも鑑みず時速10-15km/hで左右にフラフラ蛇行しておりました。
そんな「赤旗条例」的状態に業を煮やして、小生の前のロータスエリーゼ(そう、ミッドエンジンの1.8リッタースポーツカー!:テスラロードスターのベースになったアレ)は対向車が途絶えていたのを良いことに電光石火の如く時速80-90km/hで自転車を交わしてあっという間に点になってしまいました。
一方、小生はそこまで勇気がない、否対向車や脇道からの人や車の飛び出しを考慮してしばらく自転車の後について我慢しましたが「背に腹は変えられず」とクラクションで合図して時速35-40km/hで抜きました。
ふとバックミラーを見ると先ほどの自転車は依然ヨロヨロしており、乗り手の女性は泰然たる風情で呆れてしまったほどです―後ろのミニバン(エスティマ)もあくびをしている有様でした!
かくも付け焼刃の交通行政(特に道路整備)はいかに混沌たる交通状況を生み出し、本来あるべきクルマ/自転車の共存システムが全くなされていないかを浮き絞りにしているのではないでしょうか。
自転車は本来「軽車両」なだけに車道を通っても良いことになっている、されど交通の流れによっては歩道を走っても良い…..とあればクルマの邪魔にならない前提で歩道に退避し、歩行者に気をつけて徐行するのが本来の姿だった筈だ、ところが今回遭遇した「ママチャリ姉ちゃん」は全く悪びれる様子もなく、クルマの真ん前を走って良いという様相で、小生も内心瞬間沸騰的にキレかかってしまいました。
チャリンコを抜く時の我がヴィッツのエンジンの咆哮はそのまま「エンジン無しの分際で大きな顔をするな!クルマの前にロバがいるのと同じじゃねえか、バカタレ!オラ、ロータスエリーゼやBMWの付き合いなら大歓迎だ、されど自転車の相手なんて寿命が二十年縮むわい、なまじ自転車なんて使用禁止にしたらどうなんだ、警察に国土交通省のおタンコメ!!!!」…..もしヴィッツが口を利けたらそう喚いているかのように聞こえましたが、それって公共のこのページで出すべきではない、「2ちゃんねるネタ」にも思えます。
かくもカオス状態の我が国の交通行政は、そのまま「韓国に毅然たる態度を示せず」「憲法第九条は事実上の放置」「国民不在の消費税増税」をやらかす我が国の不条理の縮図そのものに見えてなりませんが、それって酷な言い方でしょうか?
国沢さんこそ好ましい交通行政確立に向けて毅然たる姿勢を見せて風穴を開ける一助になることが期待できるかと思います。