エンコ続出

多走行車が増えたためなんだろう。お盆の帰省時に行われた車線規制を見たら、驚くほど「故障車」の割合多い。8月12日12時に首都圏をチェックすると、26件の車線規制のうち、事故6件。車両故障14件! 北陸も19件の車線規制のウチ、車両故障が17件を占めた。なんで車両故障が増えたのだろうか?

こらもう簡単。多くの日本人が乗換えをしなくなった結果、多走行車&低年式車が増えたためだ。今や車齢
10年を超えたクルマに乗っている人は驚くほど多い。なのに整備状況を見ると決して芳しくない感じ。車検もディーラーに出さず、安価な車検業者を使うケースが増えてます。その結果、故障車続出となったのだろう。

もちろんパンクやガス欠、バッテリー上がりといった「新車でも起こり得るトラブル」も多いけれど、ウォーターポンプのトラブルに起因するオーバーヒートや、オルタネーターのトラブルからくるバッテリー上がりは意外に多いのだと
いう。読者諸兄のクルマはいかがだろうか? 10年以上経過していれば十分に注意を。

ちなみに私は短い距離の移動をするときでも必ず行っ
ているけれど(警察官や裁判官、検察、国交省の役人も必ず行っているハズ)、始業点検は義務である。夏場のロングドライブをする前にボンネットを開け、オイルと冷却水の量、ベルトの張り具合、パイプ類のヒビ、空気圧くらいのチェックをしておくことをすすめます。

・ECOカーアジアは「パイクスピーク、いよいよ本番!

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8 Responses to “エンコ続出”

  1. わたなべ より:

     毎日のように訪問させて頂いてます。
     私も初代シビックと2代目シビック10年は超えていませんでしたが、
    ウォーターポンプが故障し、動けなくなりました。
     たまたまだったのか、不明ですがこの故障は低年式車でも起きてはいません。
     日産はスロットルチャンバーが・・・
     走っていてエンジンが止まる・・・油圧も止まる

  2. 白木 晴幸 より:

    今時のクルマは〝車齢10年以上で注意〟となるようですが、昔は〝車齢10年で廃車〟の時代もありました。
    都会に住んでいる人は毎日クルマに乗るとは限らないのでしょうが、私ら田舎モノはクルマが移動の足ですから途中でエンコされたらシャレになりません。
    ですから点検はガソリンスタンドに給油に行った時にタイヤの空気圧やエンジンオイルの量や汚れ具合のチェック等をサービスで行ってくれたりしています。私の世代でも始業点検をやる人は少なくなっていますが…。
    ただ現代人はタイヤ交換(夏タイヤと冬タイヤ)も業者任せで自分ではやらないというのがチト残念です。

  3. 小林 英弘 より:

    職場の同僚や先輩後輩は車検の度に色々と見積りを取って最小限の出費で済ませてる様で、「○○がええよ。安いし一時間で終わるし♪」とか得意げに薦められますが…内心「いやいや、一時間って…大丈夫か? 金ドブに放ってないんか?」と人事ながら心配してしまいます。もちろん言いはしませんが(笑)。
    私は絶対ディーラーです。クルマには超過保護なのでちょっちゅう持ち込んでます。おかげで10年落になったトルネオ君は元気元気!です。そもそもネットで千葉県から8年落で買って手元に届いたその日にディーラーに持ち込んで全てのベルト類とウォーターポンプ、EGオイル&ATオイル&デフオイル、クーラント、プラグ、全ブレーキパッド交換…と完全にやり過ぎな整備(笑)をしたので後10年は大丈夫です!(←ネットで安く買った意味なし!)。
    PS:なら「ディーラーなら絶対完璧なのか?」と言えばそうでもなくて、ディーラーのメカの方々も人間なので、良好な人間関係があってこそ良質なサービスも受けられるものです。というのも前のフィット君でカーオーディオにのめり込んでた時代に「トラブルを抱えたまま騙し騙しクルマに乗ってる人」が沢山いたからです。なぜかと言えば…
    ① ハードなオーディオカスタムをしたクルマはサブバッテリーを搭載したり特殊な電源配線をしている場合が多い。
    ② そういうクルマはディーラーは触りたくない。オーナーも「高価なセッティング料を払った」サウンドセッティングがリセットされたら大変なので電源系統は触られたくない。そこで整備を巡りディーラーと揉める。結果、ディーラーの整備も不完全なものに。
    ③ ヘビーなオーディオシステムは物凄く重いので、殆どの人が「ショップに勧められるまま」高価な硬ったい車高調&高価なハイグリップタイヤを購入し底付き&グリップ不足を回避するが、足回りを中心にボディ全体に負担が蓄積する。
    ④ もちろん重いオーディオシステムはエンジンにも大負担(←フィット君も6万kmでタイミングベルト交換)。
    ⑤ オーディオで莫大な借金をしてるので、クルマが古くなり故障続きになっても莫大なローンが終わるまで乗り換える事も出来ない。
    ⑥ 故障や車検は「ショップの勧める」よく分からない「街のクルマ屋さん」頼みなのでますますクルマは…
    以上は全て実話です。実際、ディーラーと険悪な関係になって困ってる人もいました。私はトルネオ君をネットでヨソのホンダ店から買って不義理したので、積極的に整備でお金落として仲良くやってます。ディーラーを邪険にしても「百害あって一利なし」です。

  4. 髭男 より:

    私も先月やってしまいました。
    平成15年式E46セダンなんですが、オルタネーターがイカれてバッテリー上がりです。
    走行中にいきなりバッテリーマークがメーターパネルに点灯。
    ナビが消えて、エアコンが止まり、DSCマークが点いて、メーターが死んで、ウインカーが消えて最後はエンジンがフケなくなって止まりました。
    見事に走行に重要な機能程、後まで生きてました。
    妙に感心しました。
    しかしいつ頃から電圧計がメーターパネルから消えたんでしょう。最新の車程電気に依存しているのに。
    コストダウンも重要でしょうが疑問に思います。
    幸いバッテリーマークが点灯した時点で車を購入した店に向かったので、故障渋滞を起こす事は有りませんでしたが。
    バッテリーマークが点灯してわずか5分でエンジンが止まってしまうなんて…
    遠方の深夜だったらと思うとゾッとします。

  5. 真鍋清 より:

    小生のヴィッツ1300U-L/2004年式ももうすぐ十年選手か―。
    目下101875kmに達した同車、昨年六月の車検で金36万円!!!!払ってカムシャフトのチェーン交換、ダンパー交換等を受けたからには最低あと二回車検を通して15万kmは乗らねばならないと踏んでいる。
    このヴィッツ、大過なく乗れる寿命は20万kmと考えられ、小生が15万kmで手放すとしてすぐには無価値とはならず、案外15万円ほどの正札が付けられて中古車センター、業販店に並べられるのでは?と予感している。
    さて18、19日に予定している遠出はヴィッツと言わず、レクサスIS350/2009年式で行くべきか―人呼んで「走る産廃」ヴィッツは家族に委ねて。

  6. 志士 より:

    10年以上の経年、ストップ&ゴーが頻繁で高温多湿で電気系統に負担のかかる日本では特に輸入車、過走行など負荷のかかった車は工学的知識経験のあるドライバーでないと、また故障の予兆やメカニズム音の変化を聞き取れないなら、キチンと定期的に念入り点検を受けるべきですね。

  7. ねこまんま より:

    規制緩和で代行車検が普及したのが一番の原因じゃないかと思います。最近の車は少々年式が古かろうと、走行距離が大目でもきちんと整備していればあんまり致命的な故障は無いんですけどね。代行車検は手続きの代行であって整備はユーザーがするのが原則ですが乗りっぱなしの人ほど代行車検が多かったりします。
    二代目のキューブに乗ってる同僚が買ってから一度もオイル交換せずオイル警告等がついてディーラー持って行ったら2,5Lもオイル継ぎ足ししたとかで、しかも車検は代行車検、整備など一切せず。その後もオイル交換は一切せずに5万kmぐらいでエンジンがぶっ壊れました。で、「日産の車はボロだ」とか平気で言ってます。日産の対応もある意味凄いものでなんとエンジン乗せ換えをタダでしてくれました。どう考えてもユーザーが100%悪いんですがタダでエンジン乗せ換えしたって事は日産も何かやましいことでも有るんじゃないかと疑ってしまいます。
    あと、ヤフーとかのオークションで現状渡し、保障無しなんてのを買ってるユーザーが整備もせずに乗ってるから故障車が増えるんじゃないかと思います。車や単車は昔から業者間のオークションは当たり前に有るのですからヤフーなどのオークションに出品されている車両がまともなわけが無いです。オコシやメーター戻し、不調車は当たり前でまともな車両なら業者のオークションに出ます。安く買ったからこそきちんと整備してから乗るのであれば問題は無いですが。
    小林さんはきちんと整備されてて立派ですね、あなたのような人が多ければネットやオークションで車両売買も良いと思います。
    車検はディーラーとか価格とかではなくて信用できる所に出せばよいことで、いい加減なディーラーも現実にはありますからね。私も先日車検でしたが整備付きでブレーキオイル、クーラント、ラジエターキャップ交換、ブレーキ分解清掃、発炎筒、エアフィルター交換で¥52000でした、軽自動車ですけどね。その代わり1時間とかでは済むわけでなく一日預けてます。
    知人が56000kmで手放した車をメーター36000kmに戻して売ってたディーラーや、人が死んだ事故車を極上中古車で売ってるディーラーや、点検出したらバンパーぶつけて黙って返すディーラーとか、車検に出すと勝手に乗り回して(しかも100kmくらい)黙ってるディーラーなど。(持ち主がたまたま走行距離控えていたから解った)
    全部実話です、しかもこんなディーラーがメーカー直営だったりしますから信用も何も有ったもんじゃありません。
    うちの地元のディーラーが特別変なのか。なぜか車関係の知り合いが多いため嫌でもそういう情報が入ってくるので。
    先日知り合いの修理工場でだべっていて、車検で来たほかのお客さんと話していたら、今車検で持ってきたトヨタのアリオンは2回目の車検で25万kmだけどあと10万km乗りたいから今回はダイナモ交換でちょっと高くつくかなと言ってました。この人は車検ごとに消耗品はきちんと替えています。その人は商売で使ってるのか年間5万kは乗るそうで新車買って7年乗るそうです、つまり35万km。今までずっとトヨタばかり乗ってたそうで前の車は初めてホンダに浮気してインスパイアだったそうですが24万kmでミッションが壊れて修理代が高く付くので買い換えたそうですがもうホンダの車は買わないと言ってました。さすがにこれはホンダが可哀想ですけどね。24万kmも乗れば壊れて当たり前だと思いますが。35万km無故障で乗れるトヨタが異常なのか?
    40万km乗ったプロボックスや35万km乗ったカローラとか身近に居るんですよね。

  8. 阪口 正輝 より:

    私の16年式の30ウィンダムは、土日メイン利用の3年半で33,000km走ってますが、トラブルは皆無です!!
    車検時にはATF交換、年に1度はエンジン洗浄を起こってます。
    また、2週間に1回は洗車したときに異常がないかチェックしてます。
    この時期に故障を起こすのは、ろくに洗車もせずエンジンルームも開けないオーナーの車が壊れるので、自業自得かと…
    長距離移動の前だけでも、目で見ることだけでも始めれば、少しは解決できるはずです。

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