トヨタ大減産?

本日の新聞各紙はトヨタの販売目標の下方修正を大きく取り上げている。言うまでもなく自動車の販売など社会情勢によって刻々と変わっていく。一本調子で上がることなどあり得ない。されどメディアは右肩上がりじゃないと「そら言ったことか!」と主張したくなるようだ。


にトヨタについちゃその傾向が大。おそらくこのニュースに接し「トヨタも厳しいらしいね」みたいな話題になることだろう。トヨタの場合、何度も書いてきて
いる通りメディアに嫌われているからなのだけれど、株式市場関係者は全く気にしていないように思える。株価は下方修正を報道を受け、23日も下がるどころ
が上がって始まりましたから。

実際、多少の減少あっても収益自体は莫大。今までの「超スー
パー順調」が「超順調」になった程度だし、メディアに指摘されなくても経営陣の危機意識たるや驚くほどのレベル。もちろんレクサスの国内導入や、パワフル
なハイブリッド路線に代表される「失策」も多いけれど、全体的に見ればキチンと対応していってます。

ちなみに直近の「失策」になりそうなのは、おそらく高付加価値&高価格路線をチョイスした小型車戦略かと。いずれにしろ民間企業は浮き沈みしても自己責任。TVや新聞、ましてや日本国民が借金をカブるワケじゃありません。


れよりTVや新聞などが最重要課題として取り組む問題は我が国の財政事情だ。役人の贅沢三昧&ムダな公共事業にお金掛けまくった上、昨今の景気低迷を受け
財政赤字幅がどんどん広がる方向。「知らないだろうがお前はすでに終わっている」が「もはや終わってるのにアンタ本当に解らないのか?」といったレベルに
到達している。

高齢者問題で今後必要な予算は増えるばかり。フタをしようとしていた高齢者問題が、外に出てきちゃってます。すでに酷い状況がドンドン報道され始めている。消費税を多少上げたって全然追いつかないと思う。

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