86に試乗

早起きしてリーフで86の試乗会やってる大磯へ。暖かくなったら電費もキッチリ良くなり、行きは8,6km/kWhも走ってくれました。24kWhのウチ、20kWh使って172km走れる計算。これなら充電無しで往復140kmの大磯なんか余裕で往復出来ちゃう。機会あったら満充電航続距離テストをしてみます。

86は初めての公道試乗でございます。やっぱ楽しい。特にマニュアル。車載カメラ取り付け、大笑い状態で走ってみたものの、とてもじゃないが使えない状況。もちろん制限速度はビタ1km/h超えてないけれど、いかんせんクルマの向きが見事に明後日。黄昏野郎にヒマ潰しのエサをやるようなモンだ。

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そうそう。86で新発見がフロントのプレスライン。ボンネットにこんなキャラクターラインを入れている。ベストカーの市原君も認識しておらず、二人で「へぇ〜っ!」。確かに赤とか黒だと見えにくい。エンブレム部分のラインは奇妙に感じるけれど、プリウスで慣らされてしまった感じ。

86についちゃ多田さんの「速さより楽しさ」というコンセプトが続く限り応援していきたい。もちろん企業なので多田さんは他の担当になるかもしれないけれど、次の人が多田さんの気持ちを引き継げば同じ。21世紀で絶対的な速さを追求するの、ナンセンス。考えてみればF1なんか制限の歴史です。

多田さんはスバルの増田さんと相変わらず仲が良すぎる状態のようだけれど、私はお互い譲るべき部分を譲り、絶対譲っちゃイケナイ点を守りきったと思う。逆に言えば、全て妥当な判断だったということ。何よりクルマが良いです。しかも開発チームのメンバーはお互い実力を認め合っている。

皆さん考えているより圧倒的に成功していると思う。なぁなぁで作ってたら良いクルマなんか出来ない。増田さんも多田さんの毒舌は「芸」として見たらいい? 86のシャシを使っていろんなクルマを作ったら面白いんじゃなかろうか。私の希望は一つだけ。アイドリングストップ付けてください。

VW Up! の動画をアップしました。これといったパンチもなく私のだらだらとしたベシャリですのでタイして見る価値は無いです。ただ「こんな道で制限速度100km/hなの?」というドイツの底力を感じていただければ嬉しい。ドイツの田舎の風景を楽しんでくださいまし。

Up! に乗ってシミジミ「VWの考えるECOカーってこれなのね!」と思った。普通に乗ってもエコランの走り方をしてくれるのだ。それでいてアクセル全開の走りを受け止めるあたりがVWらしい。ココロザシの高さは86と通ずるモノがある。何のカンの言ってもクルマは面白いっす。

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8 Responses to “86に試乗”

  1. kine より:

    臨機応変!、制限速度100キロは、アベレージ100キロではない!、の見本ですね!。
    なんか日本の制限速度は”上限”ではなく”アベレージ”の表記の様な気がしました。

  2. kine より:

    ガードレールの端末が下がっているのですね、乗り上げて飛んでいくのと、突き刺さってくるのはどちらが乗員や他の人を保護するのでしょうか?。
    ガードレールの端末に車がぶつかって補修のためにガードレールが取り外されて残ったガードレールが真っ直ぐむき出しだったのを見た事があります、せめて端面の丸くなったのを取り付けて欲しく思いました。
    でも、ガードロープの支柱にぶつかるよりましなのかもしれません。
    ぜひ日本でもマニュアル車を販売して欲しいです、あと、マツダもマニュアルトランスミッションのスカイアクティブを出して欲しいです。

  3. しゅうけんめい より:

    86のボンネットプレスラインは気づいていましたが、何であんな意味も無いような誰も気づかないようなプレスを入れるのでしょうか。プリウスといい、カローラといい、IQといい、何の印象も残さないプレスラインを入れることをトヨタは好みますよね。IQの事を言えば、アストンマーチンのシグネットはそのプレスラインを嫌い、ボンネットまで新規で興しています。86もあんな、誰も気づかないようなプレスラインさえ入れなければ、アフターマーケットのバンパーももっとスリークで作りやすかったでしょうに。

  4. フランス より:

    フランスに以前駐在していましたが、一般道90km・高速130kmですが、日本と一番の違いは制限速度の標識はまったくないこと。運転手の判断で最適な速度ではしりなさいということです。高速は空いていれば180kmは出すクルマ多いですが、霧がかかれば25kmというぐあいです。

  5. applefanjp より:

    子供たちが画面に見入っていました。
    師匠のトークは子供達にもわかりやすく
    さながらドイツの田舎道の旅、速度解説編といった具合。
    ドイツってそうなんだあ!って小学2年生まで
    学べました。ありがとうございます!

  6. Nankei より:

    Kineさんのコメントに激しく同意しました。
    >なんか日本の制限速度は”上限”ではなく”アベレージ”の表記の様な気がしました。
    これ、いい悪いはともかくとして、現状そのような感じになっていますよね。(地区にもよるのかもしれませんけど)
    今の制限速度をアベレージに見直して、改めて制限速度を設定し、それこそビタ1キロ超えたら赤キップに相当する罰則のほうがいいような気もします。
    そもそも自動車の性能がいろんな意味で向上していることですし。
    動画の道路が100km制限って驚きです。出してくても怖くて出せないよ!って感じですが。
    ニッポンのお役人様はそれこそ原理主義なのでそういう柔軟な発想を求めるのは無理でしょうけどねー。

  7. よしのすけ より:

    のどかでいい環境ですね。さりげなく道端にベンチがあったりして。
    動画をみていると、UPは加速時のエンジン音もいいですね。ゆっくり走ってもいいドライブが楽しめそうです。
    幹線道路のクルマも速度の割りに車間距離をとってるようですし、日本と違ってドライバーのマナーがいいみたいですね。国民性なんでしょうか。

  8. 真鍋清 より:

    トヨタ86のノーズ先端のプレスライン、どうにも昔の1970年代のスバル・レオーネ/同レックスの六連星マークを縁取るU字型のパネルが想起されて、近年までの低迷トヨタの遺物が感じられると思いますが国沢さんは如何でしょうか?
    中でも現行プレミオ/アリオンなどCピラー付け根下方に何の意味もない「稲妻形プレスライン」があしらわれておりクドクてやってられませんが、こうした暑苦しいデザイン言語は最新型のカムリハイブリッドからは消えつつあり、次期オーリスに期待でしょうか。
    ペクチン/合成糊料タラタラのマーマレード味は小生にはとんでも百聞―そんなベタベタした小手先のデザイン風味は、ただでさえ増税問題や電力復興、労働政策のイザコザに疲れている我々ユーザー/モーターファンの心理に却ってストレスを与えることをトヨタ首脳陣に切に知ってもらいたい。こうあってこそメーカーの社会的責任ではないだろうか。

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