VT1300CX

午前中仕事。CR-Zを洗って満タンにして青山へ。ずいぶんマイルドになったものの、最後までニオイは残ったまま。本格的な脱臭をするよう伝えておく。続いて以前から試してみたかったVT1300CX。やっぱしムチャクチャにカッコ良い! 国交省の締め付け厳しかった時代を知ってる私らからすれば隔世の感あり!

820

全長2575mmもある!

地下の駐車場から出るべくターンすると‥‥。う〜ん! ま、まがらん! 最小回転半径が3,7m(!)もあるのだ。ちなみにCB1300は2,7m。ハンドル切れないし傾けてもタイして効果無し! 青山通りに出て走り出すと、乗りにくいの何の! 超低重心なので、コーナーじゃ激しく起きようとする。

ブレーキタッチ&前後のバランスも妙。普通のバイクの乗り味と全く違うのだ。しかし! 少し慣れてくると、乗りにくさが楽しさに変わっていく。加えてコーナリングもバランス悪いのでなく、個性的なのであってそれなりに乗れば案外イケる。ブレーキも太いリアをキッチリ使ってやれば、これまた効く。

一方、エンジンが味わい深い。おそらく1500回転くらいから太いトルクを出しており、走り出したらポンポンポンとシフトアップして行ってもグイグイ加速してくれる。排気音規制のため静か過ぎるのを除き(法規ギリギリの音量のマフラーに交換したい)、今や4輪じゃなくなった個性を持つ。

乗りにくいけど、その乗りにくさが楽しくなってしまいます。驚くの、車重。307kgもあるという。重視低いため全く気にならないけど、エンジン止めて押してみたら確かに重い。も一つの「素晴らしい!」は制限速度で走っていても楽しいこと。エンジンがギクシャクする寸前の回転数使って走って気持よし!

価格は142万8千円(ABS付き)。存在感たるや価格以上だと思う。バイクを何台も所有出来るお大尽ならぜひ1台ガレージに入れておきたいです。青山からザッカー編集部に行き対談。終了後、ニコニコしながら都内を抜けて中野。うなぎ屋修行して帰宅。今日は原稿無し。すぐさまビールざます!

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1 Responses to “VT1300CX”

  1. poppo より:

    そうですよね、クルマ以上にスポーツ志向が多い、硬派(?)なバイク好きにはとかく邪険に見られているジャンルなんですけど、ローテクゆえ低い速度でも楽しいんですよね。

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