JALとANAのパイロット、事実上の禁酒法ですね~(19日)
JALもANAも乗務24時間前以降の飲酒が禁止になった。おそらく国内線のパイロットであれば、お酒を楽しめるの、1ヶ月に数日かと。何度か書いてきた通り350ccの缶ビール1本であれば1時間半で体内に残るアルコールは検出限界以下になる。一部の不届き者のおかげで連帯責任を取らされるカッコになった。もちろん飲む人は出てくるだろうけれど、少なくとも外じゃ飲めないです。
お酒を全く飲まない人からすれば「別にいいでしょ」と思うだろうけれど、私の場合、人生の3分の1の楽しみは--少し大げさでした。4分の1の楽しみはお酒でございます。コントロールして飲めば、何ら問題無し。そもそも古今東西、お酒はクジラよりず~っっっと大切な文化だと考える。だってクジラの肉は余ってるけど、お酒は720ccで何十万円もするモノがあります。
厳密に守れば国内線のパイロットだと禁酒に近い。飲める日、月に4~5日かと。どんな嗜好品&文化にも言えることながら、やり過ぎはダメです。スピードを出し過ぎるのもダメ。もし徹底的に飲みたいならそういった環境を作ればいいし、スピードだって出し放題の競技やサーキットに行けばよい。日常をコントロールできない人はアカン。繰り返すが連帯責任は古い考え。
危険と言えばバイクをブツけた輩が懲役18年だという。これは危険性を持つクルマという道具を使った殺人である。クルマの運転という概念を当てはめるべきではない。一般的な殺人は、全く正当性無いものの起承転結あると考えます。殺すほど怒る理由、ということで。されど今回の事案、殺すことに対し全くストレスを感じていない。ほとんど遊び感覚といいかえてよかろう。
人殺しの状況として考えるとテロや「誰でもいいから殺したかった」より酷いと思う。人を人と考えていない感じ。そんな殺人に情状酌量の余地など皆無だ。18年の懲役だって甘いんじゃなかろうか。一昔前は1人殺すと15年。2人で無期。3人以上だと極刑、みたいなザックリした”相場”があった。けれど今や1人でも極刑になる。一審はもっと厳しくして欲しかった。
<おすすめ記事>