自動運転見直し気配の米に対し日本は自動運転推進へ(12日)

ネットで対照的なニュースを見た。まずフォーブス・ジャパンの記事。2020年の東京オリンピックまでに自動運転を実現すべく内閣府主導でプロジェクトを進めるという。この件、今に始まったことじゃないけれど、このニュースの面白さは詳細な3Dマップを作るという情報にある。グーグルのストリートビューと同じことを日本でもやりましょう、ということ。

その上で、国交省が膨大な予算をつぎ込むITSを使い、信号や走行している自転車の位置などもリアルタイムで3Dマップ情報に載せ、クルマに提供するという。私らからすればおとぎ話の世界です。走行している自転車の位置や走行方向、速度を漏れなく正確にチェックするなんてことが容易に出来れば、北朝鮮の飽和攻撃だって怖くない。

加えて歩道などにカンバンなどカメラを遮る物体あったり、違法駐車などあれば死角もたくさん出てきてしまう。記事によれば当初300kmの道路にキッチリセンサーを設置するという。まぁオリンピックの期間中に限り、限定した道路において低い速度で移動するという自動運転くらいは実現出来るかもしれません。税金のムダ使いにならないならどうぞ。

一方、自動運転をすすめていたアップルが人員削減を行ったというニュースも。こちらはニューヨクタイムスやウォールストリートジャーナルなどで伝えているそうな。1000人規模で電気自動車と自動運転の研究を行っていたものの、ここにきて熱意を失いつつあるという。アメリカはテスラの死亡事故以後、自動運転に対する意識が大きく後退した。

築地の移転問題、先が全く見えなくなりましたね。少なくとも1年や2年スパンでの対応は難しいだろう。かくなる上は、すぐさまランニングコストの削減策を打つべきだ。稼働させている冷凍装置は止める。警備体制は必要最小限に削減。現在、すでに点灯している灯火なども必要なだけを残して消す。といったことを誰も提言しないのはなぜ?

 

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