ホンダF1にカムバック?
ホンダはF1にエンジンサプライヤーとしてカムバックする、というニュースが流れた。果たして本当だろうか? いろいろなルートから話を聞いてみたら、どうやら検討や先行研究をしていることは間違いないらしい。伊東社長は2月くらいから、F1カムバックの件を聞かれると否定も肯定もしなくなっている。
ホンダはWTCC用に1,6リッター直噴ターボを作り、手応えと「やり甲斐」を感じ始めているという。「突如活気出た! やっぱりホンダにとってチャレンジは何より重要だ!」という意見も出ているらしい。となれば当然の如くF1という話になっていく。「課題」は1,6リッターV6ターボと、なかなか魅力的だし。
車体も作るという方向にはならないだろう。困難さを認識しているし、そもそもF1の車体技術は特殊過ぎて市販車には応用出来ない。チーム運営も同じ。F1文化に日本単独で入って行くのは、いろんな意味で難しいという。これまた苦労するメリット無し。エンジンだけの供給がホンダにとって最も得策です。
ただ「やる!」と決めたかどうかは不明。伊東社長のオーダーということであれば「しっかり調査しろ」くらいのイメージだと思う。今後、シミュレーションなどを行い、勝てるエンジンが作れるかどうか検討する段階。もちろん社内の「ヤル気」も重要。熱意の盛り上がりこそ大きな参戦に向けてのハードルか。
報道によれば2015年から、となっているが、現時点でエンジンは回っていないようだ。明日参戦を決めたとしても開発に最短で1年。競争力を持てるエンジンに仕立てるまで半年。2015年シーズンには間に合うまい。チーム側としては2014年からエンジンが変わるのに合わせて欲しいでしょうけれど。
出てくるとすれば「最小限のコストで勝てるエンジンを作ってやる!」「くらいの意気込みだと考える。されどF1って甘くない。参戦したら結果的にドップリ浸かることになるだろう。それはそれでいいかもしれません。私は参戦の可能性半々だと思っている。過大な期待をせず、楽しいニュースを待ちたい。
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そうそう、今日の仕事帰りのクルマの中でこのニュースを聞いて「えっ!」と思いました。
仰る通り、楽しいニュースを期待したいですね。
私はホンダファンでF1ファンですが、まずはWTCCに集中し、素晴らしい結果得て(新世代タイプR含む)からでもいいのかな、と思います。
F1に関しては、それと並行してじっくり研究開発し、「満を持して」参戦してほしいです。
とにかく16年でも20年でもいいので「慌てないで」ほしいです。
第三期はオールホンダが白紙になってから慌てて前年0ポイントだったBARにエンジンワークス供給。
結果が振るわず慌ててBARのみならず、無限だったジョーダンにも同時にワークス供給。
BARのみに戻す。
BATがBARから撤退するために慌ててホンダがチームを丸抱えする事に。
ホンダチームのみならずSAF1の技術支援まで行う。
SAF1の資金繰り悪化から参戦資金まで肩代わりすることに。
次のシャーシは良いとの報告があり、完成間近だったにも関わらず、リーマンショックにより慌てて突然撤退。
MBOによりマシンを引き継いだチームがチャンピオンに。
と、とにかく先を見ないで行き当たりばったりだったと思います。
第四期がもしあるならば、噂にあるマクラーレンのようにマネジメントがしっかりしていて、技術開発に集中し、共生出来るようなチームと組んで、しっかりとした参戦方針の元に参戦してもらいたいな、と思います。
ただ、マクラーレンとメルセデスの契約が切れた時がマクラーレンとホンダが組む好機なので、ホンダのエンジンが間に合えばいいな、と感じます。
その好機にエンジンが間に合わないなら慌てて参戦しなくてもいいかな、とも思いますね。
また、参戦によって市販車の開発費や人的資源に影響が無い程度にしっかりと伊東社長には手綱を引いて頂きたいな、と思います。
まずはF1よりも「人を感知する」自動ブレーキと、ユーロ6をクリアしたディーゼルに期待しています。
現在のホンダ社内にはかつてのような『強硬なF1嫌い』はいなくなったのでしょうか?たぶん伊藤社長は第二期F1参戦時代からのコトも熟知しているはずですので、参戦するとなればこれからの青写真も大体は固まっていると思います。
あとは新レギュレーションで新エンジンに変更が決まればホンダにとっても都合がよいコトなのでそちらにも期待したいです。モータースポーツに参戦する自動車メーカーが1社でも増えることはとても良いコトですのでホンダにはガンバってもらいたいです。