日産が突如「ARIYAを7月に発表!」。価格はRAV4 PHVとガチ勝負になりそう。売れるか?

早くて年内。もしかしたら来年早々のデビューになると言われていたARIYAながら、昨日の決算発表で突如内田社長が「7月に発表します!」。昨年の東京モーターショーに展示されていたモデル、外板は市販車と同じだと言われているため、ほとんどこのままのスタイルで出てくると思われる。スペックについちゃ公表されていないが、おそらく電池はリーフe+と同じ62kWhかそれ以上だろう。

前後にモーターを積む4WDとなり、トータル出力としては300~360馬力程度になると予想される。気になる価格だけれど、リーフe+が441万円スタートなので、500万円を大きく超えると考えていい。どうやら「競合車は輸入車。例えば400馬力で90kWhの電池を搭載する976万円のジャガーIペース」ということのようだ。となれば上級グレードで600万円超えか?

確かにジャガーIペースやベンツEQCの1080万円に比べたら圧倒的にリーズナブルだと思う。ただ日本市場でのライバルは469万円スタートのRAV4 PHVになるハズ。100km近く電気だけで走れるし、0~100km/h加速だって6秒! まぁ加速はARIYAの方が速い可能性高いけれど、どちらにしろ使い切れないほど。補助金はARIYAの42万円に対しRAV4 PHVも22万円出ます。

決定的な課題は日産のブランドイメージだ。輸入車と同じような高級感あったら勝負出来る。濱野皮革工芸やキタムラは優れたカバンを作っているが、ヴィトンやグッチの価格じゃ売れない。間もなく発表されるキックスをヴェゼルと同じ価格に設定しただけで「高い!」と書かれてしまう。日産がこのあたりを冷静かつ客観的に評価出来るかどうかでしょう。

皆さんどう思いますか?

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