2020年の平均燃費規制の最新情報。スバルも何とかクリア可能か?

欧州は2021年モデルから。日本が2020年末から始まるメーカー別平均燃費規制だけれど、いろいろ解ってきた。クルマ好きにとって最も気になるのは、企業平均燃費20,3km/Lに届かないモデルの動向です。まず欧州。こらもう単純で、平均燃費を超えたモデルはその分だけのペナルティ(二酸化炭素排出税のようなもの)を払ってもらう。

本当に大ざっぱなイメージながら、JC08で20km/Lを基準に、10%悪くなったら12万円というイメージ。ポルシェのような10km/Lを割るようなモデルも、100万円以上になること確実なペナルティを払えば売ることが可能。贅沢税みたいなモンなので皆さん払うでしょう。ということで二酸化炭素たくさん出すイメージの悪さとお金で解決可能。

ただ欧州でも価格競争している日本車からすれば厳しい。現状、トヨタはセーフ。ホンダと日産、スズキもギリギリセーフ。それ以外は厳しいことになりそう。また、日本で販売する燃費悪い輸入車については、1車種毎に100万円の未達ペナルティを払うことで認可される。輸入車には甘いけれど、こらもう180km/hリミッターなどと理由は同じです。

日本に於ける日本勢は守らなくちゃならない。といってもトヨタと日産、ホンダは燃費良いクルマ多いから問題無いと考えてよかろう。気になるのがロードマップを明確にしていないメーカーだ。マツダとスバル、三菱自動車です。いろいろ取材しているのだけれど、スバルはどうやら出口戦略を持っているようだ。さすがに今年は間に合わず高性能車を全部引っ込める。

来年も厳しいかもしれません。ただ2022年になると電動化車両を追加することにより、高性能エンジン車が売れるようになるようだ。次期型BRZやWRX STI&S4も復活できる、ということ。これは喜ばしい限り。ただ排気量が大きくなると予想されるため、モータースポーツ参戦車両のベースになるようなモデルは現行限りと言うことになるかもしれません。

マツダのロードプランについては引き続き情報収集します。

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