今年、こんなクルマで全日本ラリーに出ますよ~!
今年、いろんなことを考えているのだけれど、どれも検討中&準備中。そんな中、1つ発表出来る状況になりました~。ということで今シーズン、コレに乗って全日本ラリーを4戦走ります。唐津と丹後、群馬、北海道ですね。おそらくいろんな意見が出ると思う。「面白いね!」という人もいれば「危ないだろう」。はたまた「遅い。全日本ラリーをナメてる」みたいなことも言われるかと。
どの意見も「その通り!」。ただなんでハイエースなのか、という点についちゃ私も考えた。まず「危ない」という意見だけれど、こらもうどんなクルマだって限界を超えたら危ない。問題は操縦安定性です。限界特性さえしっかり作り込んでやれば、少し限界の低い普通のラリー車だ。普通のラリー車だってグラベルとターマックで限界違うけれど、それぞれの限界で走ります。
板倉麻美/槻島もも組
ハイエースの限界特性を極めようというのが目的の1つであります。「遅い」というのもその通りながら、F1ってホンダが初めて出場した1500cc時代は公称で230馬力。当時のモンテカルロラリーで伝説の大暴れしたミニクーパーだって100馬力程度。モータースポーツ、速ければいいというワケでなく、そのクルマなりの性能をフルに引き出してやり、さらに競い合えばいい。
今年は私/槻島もも組(上の写真の右)と、喜多見/木原組のガチ勝負です! 86やBRZと同じJN-3クラス(1600~2500ccの後輪駆動車)ということから上位を狙うことなど出来ないけれど、大柄な車両だし派手な動きをするためギャラリーには楽しんでもらえると思う。また、GRラリー/TRDカップラリーにも板倉麻美/槻島ももコンビで何戦か出場する予定。
やがてハイエースが5台くらい出てくれば(笑)盛り上がると思う。また、全日本ラリーに話題を提供出来たら嬉しい。ちなみにサスペンションは喜多見さん入魂の作! LSDも新規開発! ロールケージだってWRCに出場出来るような本格的な強度持つフル溶接の国際格式級を組む。真剣です。いつかハイエースと思っていた私ながら、お初の付き合いがラリー車になるは思わなんだ~!
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