ホンダF1についての経営会議

役員1>毎日いろんなニュースになってるがF1はどうなってるの?

役員2>この際、撤退した方がいいんじゃないのか?

モータースポーツ(以下モ)>ホンダから撤退を切り出すと2023年までマクラーレンのメインスポンサーにならなくちゃダメな契約です。マクラーレンから言い出せば、簡単に切れます。

役員2>じゃなんでマクラーレンはあんなに強気なの?

モ>本来ならこちらの立場の方が強いのですが、あまりに不甲斐ない成績で強く出られません。

役員1>戦闘力のあるエンジンを作れないの?

開発>最初の2年は責任者の読みが全く甘く棒に振りました。今年は心機一転で期待したんですが‥‥。

役員2>今年もダメな理由は?

開発>やはりブランクがありまして‥‥。先週と先々週に新しいスペックを入れたんですが、やはりダメでした。

モ>マクラーレンに対し、ベルギーを見てくれ! 続いてイタリアを見てくれ! と引き延ばしましたが、両方とも壊れました。

役員2>もう撤退しよう。

モ>ここまでくると撤退は厳しいです。完全にマクラーレンのペースになっており悪役になってしまっています。

開発>成績不振はこちらの責任なので言いにくいのですけれど、F1の開発チームは社内的にも孤立してしまっており、広報部門など援護してくれず、応援しようという雰囲気になりません。

役員2>確かに社員の多くが「止めた方が良い」と言ってるね。社内だけでも応援モードになればいいのに。広報は援護射撃してくれないの?

モ>予算が限られているそうです。日光東照宮です。

役員2>なんだそれ?

モ>見ざる聞かざる言わざる状態ということです。全く関与してきません。

役員1>現状はどうなっているの?

モ>今週中くらいに決めろ、とプレッシャーがかかっています。ただFIAなどは応援してくれてます。

役員2>それは金づるが逃げないようにしてるだけなんじゃないの?

役員1>このままじゃ創業者に怒られるなぁ。

開発>トンネルの出口は見えています。もう少し時間を頂ければ‥‥

役員2>そんなこといいながら3年経ったじゃないか。

モ>今度こそなんとかなりそうなんです。もう少し開発のペースを速くしてくれたら。

役員2>予算ないよ。

モ>それは今の予算の範囲でなんとかします。

役員1>確かに今止めたらカッコ悪いですね。

開発>なんとかがんばります。

役員2>確かに今止めたらホンダじゃなくなっちゃうしな。

モ>マクラーレンの慰留を精一杯やってます。ダメならマクラーレンのメインスポンサーを続けながら、トロロッソにエンジンを出そうと思います。

役員2>予算が増えないのならいいよ。

開発>年内に必ず来年に繋がる結果を出します!

役員1>頼むよ。もし今年ダメなら、体制を全く変えてみよう。

以上、100%私の妄想です。

 

 

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ