日産、2024年度決算に向け早くも値引き始まりましたね!「とにかく在庫車を売れっ!」てことです
日産の2024年度決算の締め切りが近づいてきた。「2025年3月31日までの売り上げを少しでも多く!」である。新車の販売は車庫証明の取得など含め最短で1週間程度掛かる。本当の意味でのエンドは3月20日くらいかと。それまでに1台でも多く売り、利益を上げなければならない。驚いたことに日産東京が下のような販売戦略を開始した。対象車はセレナのガソリン車である。
本来なら393万6900円を30万円引きするという。この段階では「釣り」である。そもそも下を見れば解る通り車両本体価格は316万9100円。そいつをマージンが多いオプションをてんこ盛りして50万円高く売ろうという内容。ただこれで釣れちゃう人って少なくない。超オーソドックスな販売促進策です。このあたりも評判超悪い日産東京らしい(笑)。
もし本格的にやるのなら、3月までに納車出来るクルマのリストなど並べ、それぞれに”良心的”な特別価格を出す。魅力を感じてディーラーにやってきたユーザーに、少しでも多くのオプションを付けて貰い、なんとか利幅を確保するのが営業担当のウデだ。というか、そういう営業をやっていかないと優れた営業さんは育たない。今まで営業担当に”道具”を与えてませんでしたから。
日産東京、やること全てがドロナワ。少し詳しい人から見たら「辛いのね! だからといってユーザーを釣るようなことは感心しませんね」になる。いずれにしろ日産ディーラーに「在庫車を1台でも多く売って」というリクエストが入っていることは間違いないと思う。日産ファンなら”良い営業所&営業担当”を探し、美味しい条件を出して貰い、決算対策に貢献してあげて欲しい。
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