コスタ・ネオロマンチカ乗船レポート 旅行記(その5)

朝8時30分過ぎに釜山のゲートブリッジをくぐる。ちょうど福岡行きの高速船ビートルが出て行くところ。この時期の韓国はどうかと思っていたけれど、まぁ危なければクルーズ船だって行かないでしょう。雰囲気悪きゃキャンセルすれないいし。加えて南端の釜山は朝鮮戦争でも影響”ほぼ”なかった。

本日は大統領選の翌日ということで、どんな案配か全く予想できず。はたして着岸したら、すぐ入国審査の案内。普段通りのようだ。ターミナルから連絡バスで市内へ。これまた平常通り。とりあえずコーヒー屋さんで市内視察の計画など。観光ではありません当然でございます。

物価は日本と同じ。上の小洒落たコーヒー屋さんでアメリカンを頼んだら4500ウオン(0を一つ取ると日本円です)。ケーキのネダンも同じ。韓国の人が日本に来たって高いと感じないだろう。唯一「リーズナブルですね!」と思うのは韓定食。下のコース、1人前10000ウォン。食べきれません。

食後、視察のため街中を歩いていたら小腹が減ったのでおやつに「ほっとく」を。人気の店らしく並んでる。1200ウォン。知らなかったのだけれど揚げている油はバターです。鉄板の右上に乗ってる黄色いのがバターのブロック。溶けたのが溜まり、そこで揚げる。美味しいワケだ。

ちなみに日韓関係は最悪の状況。もはや国レベルのつきあいなど不用だと思う。ただ民間人が行き来することだけは継続したらいい。韓国の人の根っこはやさしい。韓国に来るとイヤな印象全くないです。こちらが笑顔だと、必ずやさしく対応してくれるのだった。18時30分に福岡へ向け出港。<最終回を読む>

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