免税軽油
せっかくディーゼル艇を買ったのだから、免税軽油の手続きをしてみることにした。海や川しか走らないフネの場合、道路を造るための税金(軽油引取税。1リッターあたり32,1円)を免じてくれるのだ。本来ならスタンドより安く買えるハズなのだけれど、マリーナの給油施設は様々な利権が絡んでいるらしい。
少なくとも東京近郊のマリーナだと、スタンドの軽油より免税軽油の方が高かったりして。夢の島マリーナだと課税軽油132,3円。免税軽油98、6円であります(2009年6月19日時点)。参考までに書いておくと、マリーナから500mの距離にある普通のスタンドに行けば課税軽油で84円。免税でも高い。しくしく。
当然ながら132円で軽油を入れる気にゃなれず、免税軽油なのである。用意する書類はけっこう多い。以下並べてみよう(東京都のケースです)。
- 船検書
- 小型船舶登録事項通知書
- 住民票
- 印鑑証明
- 実印
- カタログ
- 写真。前/横/後/エンジン/アワーメーター
- 申請書その1(税務事務所にある)
- 申請書その2(同上)
私の場合、事前に電話して必要な書類を教えてもらい、7)までを揃えて所轄の税務事務所に行ったら、申請書の書き方まで含め、丁寧に教えてくれました。5月22日に申請したところ6月8日以降に出来上がるという。そうそう。免税軽油の券、事前に必要量を決めなくちゃならなぬ。
証明書と免税証を貰える
基本的に1年間は「仮免」みたいなものらしく、半年ごとに使うと目される量を申請。これを2回キチンと続ければ、1年ごとの本免になると考えていい。計画を積み上げてみたら半年間で1200リッター(走行時間にして48時間)になった。1月12日から5月19日までは40時間です。
給油口の側にステッカーを貼らなくちゃならない
6月18日に都税事務所に行くと全て出来上がっており、免税証も受け取る。翌19日、早速マリーナに行って艇体に標識ステッカー貼り、60L給油。携帯タンクをえっちら運ぶ気合いの無いときは、マリーナのスタンドで入れられるようになりました。
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農業軽油も無税になるのですが
年間20Lから30Lですので
申請はしておりません。
http://www.pref.gunma.jp/cts/PortalServlet;jsessionid=8EC03CD902461BCD19826A097CB5265D?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=66690