国交省、豊田章男会長が無理なら佐藤社長に「心から謝罪を態度で示す」90度お詫びさせたい?

トヨタに新しい7車種の不正が発覚し、国交省は佐藤社長を呼び出して是正命令を手渡した。ここで気になるのは新たな7車種の不正と言われる事案。国交省、どうやって調べたのだろうか? 世界中で販売されたトヨタ車の、過去10年に渡る膨大な認証データから(しかも今回は海外で認証を受けた時の不正が6件)、7件を見つけ出すのは至難のワザだと思う。

佐藤社長にこれをさせで決着したい?

残念ながら本日、東京から離れた場所におり取材出来なかったため、詳細は不明です。驚くのは「海外の当局にチクる」と言ってること。常識的に考えたらトヨタは日本にとって大切な企業。内容を精査し、安全性に問題なければ「こんなことがありましたが問題無いようです。心配な事象あればすぐトヨタに説明させます」くらいの対応をすべきだと思う。

ちなみに生産と販売を止めていた3車種については「問題なし」ということで販売の許可を出している。やはりこれ以上引っ張ると部が悪くなると考えたんだろう。海外の6件も同じように精査してから連絡すればいいのに。参考までに書いておくが、7車種のうち1車種はノアで、コチラはすぐ「問題ない」ということになり、販売停止命令を出さないという。

全体を見ると国交省的に「勝って終わりたい」「佐藤社長の心からの謝罪が欲しい」って感じ。トヨタはこれ以上関わり合いにならない方がいいと思う。是正命令を受け取り「今後無きように頑張ります」と言っておけばいい。今回豊田章男会長は出てこないし、出てくる必要だってない。いずれにしろタイした問題じゃないです。2~3日にほっておけば誰も気にしなくなる。

知識人からすれば国交省のお粗末さが印象に残るのみ。

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8 Responses to “国交省、豊田章男会長が無理なら佐藤社長に「心から謝罪を態度で示す」90度お詫びさせたい?”

  1. トヨタ車ユーザー より:

    JALの社長が素直に謝ったのは、事故が起きた際に直接役人が事故調査委員会としてやってくる、そのとき穏便に済ませてほしいからでしょう。
    自動車の場合、事故が起きたら出てくるのは警察とけが人を助ける救急車、保険屋さん。国交相関係ない。警察はまとめている省庁が違うし、国交省の出る幕無し。
    リコールも結局は解決策を考えるのはメーカー自身。
    仮に国交省がチクっても、その国々に説明すればよし。てか、国交省の仕事が遅いから別の国々を優先してデータ取りをした結果、日本だけごねられたという話ですし。
    今までと何も変わらないでしょう。

    遡れば、国のコロナ対策も、石川県の災害も国の対応はすべて遅い。支持率も最低。トヨタもマイクを向けられたら「真摯に受け止め、、、丁寧に説明を、、、」と言ってやればいいと思います。

  2. ha3w&ze1 より:

    最近マスコミが天下りや無駄な外郭団体の存在を、たたかないのが不思議です。
    日本人全体が役人に洗脳されているのでしょうか。
    政治家を、たたくのは多いですが意味がないと思います。
    政治家はお飾りで実権をもっているのは役人です。現在の日本は役人独裁国家です。
    記者として国沢さんには役人をたたいてほしいです。
    手始めにJNCAP不要論をぶち上げるのはどうでしょうか。

  3. アミーゴ5号リボーン より:

    今回の件、トヨタの佐藤社長に何回か頭を下げて貰って、終わりにしたほうが良さそうですねぇ。

    それにつけても、国交省はタチが悪い。蛇や呪いやストーカーよりも酷い。やっていることは、変質者に近い!

    それから国沢さんが言われるとおり、今回の不正はどうやって見つけたのか、非常に興味があります。是非是非、続報をお願いします。

    クルマ好きの自分的には、国交省に対して怒髪天を衝き過ぎて、抜け毛が進みそうです。

  4. A.jack より:

    JALの時は大臣と社長 床に双方の立ち位置のテープが貼ってありマスコミがベストショットポジション待機。
    小役人がシナリオ描いているんでしょうね……
    今回は局長と社長 いっそ土下座でもして
    公務員のパワハラ天国を世界中に発信したら如何でしょう。

  5. JUN より:

    トヨタの説明を観ましたが…https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/41313846.html

    今回の国交省の新たな指摘で、どれほどの日本人の命が救われたのでしょうか? このあら捜しに、どれほどの税が使われたことになるのでしょうか。

    結局、国交省は国民の安全では無く、自分たちのプライドを守る為に行動しているとしか思えない。官僚がダメになったとは最近よく聞きますが、今回のあまりに情けない脅し、これでは中国の地方共産党員と変わらないじゃあないですか…。

    彼らは、NETには何も力が無いと思っているんでしょう。メディアさえ押さえて置けば安泰だと高をくくっているんでしょう。トヨタ自体が動くのは厳しいとして、恩恵を得ている企業は、政治家を動かして叩く必要があるかと。

  6. かずぽん より:

    国交省に指摘された項目をみたけれど衝突速度小数点第2位の切り捨て、ナビディスプレーをモックアップで試験したとかドアの内張が量産と異なるとかなどなど重箱の隅をつついて出てくるような指摘ばかり。
    結局国沢さんが言われるように国交省の認定に時間がかかるのでとても量産に間に合わないので出てきたような項目ばかり。(小数点2位の切り捨てに一体どんな意味があるのか)
    いろいろイチャモンを付けて社長に頭を下げさせようとする役人根性がにじみ出ていることがバレバレでした。

  7. okia より:

    金持ち喧嘩せず。だと思います。
    佐藤社長が国交省に行って是正要求を受け取って終わりだと思います。
    ただ、それだと佐藤社長的におもしろくないので
    TOYOTA安全だ!!大キャンペーンなんかをやったらいいと思います。お客様を待たせたお詫びに、オプション10万円分無料とか、当然、受注済みでお待ちいただいているお客様にも適用とかね。(費用は、TOYOTA自動車持ちなのでディーラーの持ち出しは無し)

    それと、現在天下り役員は、菅原郁郎(経産省出身)なので、順当に行けば次は、国交省でしょうけど、経産省を受け入れてみてはどうでしょうか?
    本当は、天下りは要らないと思いますが、そうもいかないでしょうから。

  8. テリー より:

    日本自動車工業会や自動車関連企業は自民党(国民政治協会)に多額の献金しているのに、国交省が自動車業界に厳しい理由がよくわかりません。

    議員を通じて国交省に働きかけたら、認証制度にしても自動車メーカーのやりやすいように改善することなど簡単なことなのでは。不正にしてもだらだら長引かせるようなことではないのでは。

    自動車メーカーは日本において弱い立場ではなく強い立場であるのに政治力がないのでしょうか。逆に強い立場である日本で国交省にやられたい放題だというのであれば、外国でやっていけるのでしょうか。

    不正そのものより自動車メーカーと政治と国交省との力関係が気になりますね。

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