暑そうな夏に備えアウトドアで使える携帯式最強クラスのクーラーを試してみました

自然災害やアウトドアで使える携帯&非常用の電源やクーラーが出ればポチってます。今回は『1.75kW』という携帯出来るクーラーとして最も高い性能を持つイーノウの新製品を試してみた。この分野、もはや日本メーカーの魅力的な製品が全く出てこなくなりました。家庭用だと2.2kWで6畳用。1.75 kWは窓に付けるウインドエアコンと同じくらいパワフルということ。

携帯用ということなので当然ながら携帯電源と組み合わせて使えますね。私が持ってる『P2001』に繋いで使ってみたらまぁまぁ普通に使って280W~320Wくらいの電力使用量なので、5~6時間稼働させられるということになる。屋外作業用としても、夜間エンジン発電機が使えないようなアウトドアでもこのくらい使えれば暑い時間はカバー可能だと思う。

冷気はフレキシブルチューブでお好みの場所に届けられる。暖気は裏側の下から吸って上のダクトより排出される。ダクトにフレキシブルチューブをセットすれば、室内に(テント内に)本体を置いて暖気を外に出という使い方などしたらいい。ドレンホース(エアコンから出る水)を差し込んでおき、除湿した水を室外に排出させると本体の周りはビチョビチョになりません。

性能だけれど、熱交換量をチェックしてみた。あいにく撮影日は気温20度くらいでクーラーを必要とする気温じゃなかったものの、最強の16度にセットして冷気吹き出し口と暖気排出口の温度を測ってみた。すると冷気側2度。暖気側34度で32度差。外気温35度でもしっかり冷気を出してくれることだろう。ちなみにクーラーの心臓に相当するコンプレッサーはパナソニック製。

上が冷気で下が暖気(排気)

操作盤はこんな具合。オンオフスイッチと風量、温度設定、除湿や送風、夜間静粛モードの切り替え、タイマーセットを行う。本体スイッチと同じ操作リモコンも同梱してある。屋外作業で使うときは最強。テントなどアウトドアで使うときは真ん中くらいの設定になると思う。もちろんパワー出して使うと電力消費量は多くなり、クーラー本来が出す騒音レベルも大きくなる。

イーノウ3.0スポットクーラー

といっても消費電力は300W前後。最近電気自動車やPHV、トヨタのハイブリッド車には基本的に付いているクルマから取り出せる100V電源は1500W。3.0スポットクーラーなら3基くらい同時に稼働させても問題無し。1基でありハイブリッド車の燃料満タン状態なら余裕で4~5日間連続使用出来る。また700Wの小型で安価な携帯ガス発電機だって稼働させられるから嬉しい。

イーノウ3.0スポットクーラー

 

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